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門外漢の原稿作成技法第75回 「年頭にあたって」完成

門外漢の原稿作成技法第75回 「年頭にあたって」完成

12月30日。大掃除的な活動をした日。詳細は覚えていない。31日。午前中は資料の読み込み。午後は大きな荷物をクナウハウスに運ぶ。夕方、街中で飲む。多くの飲食店は休んでいる。僕も大晦日に飲みに来たのは初めて。1時間ほどで帰宅。8時に寝たら午前1時頃目が覚めた。2時から「2023年の年頭にあたって」を書き始める。5時頃仮眠。9時頃から再び執筆。元旦だけで1万1000字ほど書き進む。2日。さすがに少しペースダウン。だが、予定していた1万6000字に迫る分量を書き上げる。インデザインに流し込んでみる。ずいぶん足りない。昨年、レイアウトを変更したため字数が増えていたことを思い出した。3日。朝のうちに文章を追加する。続いて図版を用意する。10時からは会社のパソコンに向かう。午後6時半頃には図版が揃った。キャプションも半分くらい書き上げた。4日昼頃、完成した。

一気にアウトプット

今年の正月休みはちょっと短い。もう3日くらいほしいところ。このため「年頭にあたって」の原稿執筆を第一に考え、他のことは極力やらないようにしました。今年はなんと年賀状すら出していない。僕の人生では物心ついてから初めてのことです。Facebookに年賀状代わりのメッセージを投稿しただけ。ちなみに、会社も年賀状を出さないことにしました。もっと別な形でメッセージカードを送ろうかな、などと考えているところです。
 1日1万字以上原稿を書くと、僕の場合はちょっとした達成感を覚えます。スロウの原稿の文字数に当てはめるとほぼ2本分。元旦の執筆時間はたぶん8時間。ペースとしては上々。今年の「年頭にあたって」はこざね法もアウトライナーも使っていない。最初に見出しだけ書き出して、あとは頭の中にあるものを一気にアウトプットしていきました。そうしてからエビデンスとなるものを調べたり、付け加えたりする。これはスロウその他の記事では使わない手法。社内報の書き方に近いところがあります。
 内容は過去1年間の社内報原稿と重複するものがありました。大事なことは繰り返し伝える。これも雑誌記事とはちょっと異なるところ。くどい印象にならないよう、別な角度から同じことを伝える。これはどの企業の社長、幹部も心がけていることでしょう。文章で切り口を変えるのはさほど難しいことではありません。別なエビデンスを用意する、事例を変えてみる。あるいは自分の視点ではなく、別な人の視点から述べてみる。切り口はいくらでも変えることができる。そうして、一貫性のあるメッセージを発していくことが社内報その他には求められます。
 今年僕が伝えたいと思っているメッセージは実にシンプルなことなのです。文字数にすると1000字程度で収まってしまいそう。それを1万8000字くらいに膨らませるのですから、やはりちょっとくどい印象になるかな? 明日の仕事始めではこの資料を使って話をすることになります。例年通りレポートを書いてもらうことにもなるでしょう。いよいよ2023年が始まる。そんな気持ちになってきました。

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