
1月23日。午前8時半朝礼。9時出社。ミーティング。同窓会報、写真集の制作等行う。24日。午前10時来客。SLOW livingは定休日だが、買い物をしていただいた。午後3時半、北海道ホテル。4時45分、北海道中小企業家同友会とかち支部臨時総会。2023年度役員選出。5時20分、新春講演会。講師は(株)吉村、代表取締役の橋本久美子氏(東京同友会代表理事)。テーマは「経営理念で未来を拓く 全員で考え、行動できる会社づくり」。中身の濃い話。70分ではなく、120分くらい聴きたいと思う講演だった。7時半、新年交礼会。9時半、講師を囲む会。25日。9時半、自宅からZOOMミーティングに参加。午後2時、ZOOMで入社試験・面接。4時、幕別町ふるさと館。7時、同友会事務所。拓の会フォーラムのミーティング。7時40分、帯広柏葉高校。協賛会運営委員会。26日。「十勝・帯広 昭和の記憶」の制作等。午後4時45分、同窓会報の取材。ZOOMで行う。6時半帰社。3時間ほど写真選びとレイアウト作業。27日。午前9時半、中小企業家同友会とかち支部事務局長のS氏とともに企業訪問。午後2時、「昭和の記憶」編集会議。大分進んだような気がする。28日。朝5時半出社。3時間集中したら、また一歩進んだ。10時半、陸別のS氏を訪ねる。昭和の写真を複写。スキャニングよりも複写のほうが作業効率がいい。帯広に戻る前に、秦食堂でカレー蕎麦を食べる。午後3時帰宅。夕方、買い物へ。
モノクロかカラーか
結論としては、紙の本から電子書籍へ全面的に切り替わるようなことはない。用紙価格が劇的に高騰すれば話は別だが、紙の本と電子書籍を行ったり来たりしながら、両者は共存していく。本好きな人であれば、電子書籍を読んだ後に紙の本がほしくなるかもしれない。反対に、紙の本を買った後、検索機能を使うために電子書籍を追加購入することもあるだろう。したがって紙の本と電子書籍は対立関係にあるのではなく、補完関係にあると考えるべきだ。
この点は2000年前後の印刷業界の状況に少し似ている。当時、多くの印刷会社はインターネットを警戒、または敵視していた。紙媒体の仕事が奪われるのではないかと考えた。一部の印刷会社は、むしろ反対にwebサイトの制作業務を行うようになっていく。敵ではなく共存、補完関係にあることを見抜いていた。
読者にとって、快適に本を読むことができるのであれば、紙でも電子でもどちらでも構わない。僕はふだん電子諸書籍を読むことが多いが、紙の本の方がわかりやすいと感じる書籍もある。気軽に人に見せたり貸したりできるという点で言えば、紙の本が向いている。Kindleには「本の貸し出し」機能があるものの、利用できるのはAmazon.comで購入した本のみ。amazon.co.jpではできない。
現在制作中の「十勝・帯広 昭和の記憶」は一部のページを除き、モノクロ1色の本にしようと考えている。今は仮のレイアウト作業であるため、元の写真はカラーとモノクロが混在している。また、原版はモノクロだがセピア調だったり、部分的に退色したり変色している写真もある。変色、退色も写真の味わいになる。紙の本ではモノクロで再現されるが、電子書籍であればフルカラーで表現できる。この違いは大きい。
もっとも本文をモノクロ1色で印刷するのは、印刷コストという理由だけではない。色が散乱しているよりも、落ち着いて写真を鑑賞できるというメリットがある。頭の中で色をイメージすることもできる。「昭和の記憶」は紙の本と電子書籍のハイブリッド版を想定して作業を進めている。どのような形で電子書籍を提供するか、詳細はまだ決まっていない。