
こんばんは。
午前中は写真セレクト作業。このところ取材が立て込んだため、なかなか終わらない。地味な作業が続く。午後は買い物へ。夕方、会報づくりのための準備。やるべき仕事がたまっている。眠るか、片付けるか。これまで人生の中で、何度この選択を行ってきたのだろう……。今日は誕生日でした。忘れたフリをして仕事に没入しようと思っても、フェイスブックにメッセージが寄せられるため、毎年確実に思い出すことになる。ありがたいことです。明日は車の中で眠ることにし、もう少し用事を片付けたいと思います。
怠け心から自由になるには
PDCAの「P」に続いて、次は「D」について書こうと思ったのですが、何となくテキストづくりの気分ではなくなってしまいました。
夜だからかもしれません。あるいは、僕の苦手とするDだからなのだろうか? 僕はP(計画)は割合得意なほうですが、D(実行)が苦手。集中力と持続力に問題があるようです。粘り強く取り組むということできず、今でも自分の仕事力に悪影響を及ぼしているのではないか、と自己分析しています。
それでも、昔に比べるとずいぶん改善されましたね。たぶん、20代の頃はひどかったと記憶しています。仕事を始めた途端に眠くなる……というくらいのレベル。それでも、仕事の納期は確実に迫ってきます。ひとつの仕事にかかる時間を逆算。そして、ギリギリのところで仕事を仕上げる。いつもというわけではありませんが、そんなとんでもない仕事の仕方でした。とても、我が社の若手の人には言えませんね。書いてしまっているけど。
おかげで、「仕事に要する時間を割り出す」という能力は身につきました。けれども、このやり方ではいつも仕事に追われることになります。常に追っ手が背後に迫っていて、とても心安らかに仕事ができるという状態ではない。怠け者だが職業人としての責任感はある。そんな人間の場合、絶えず緊張状態を味わいながら働くことになります。
そればかりではありません。いつも追われながら仕事をしていると、自分の計画していた活動に取りかかることなく、時間ばかりが過ぎていくことになってしまいます。その結果、ますます「自分はなんて怠惰な人間なんだ」と考えるようになる。計画を立てること自体、無意味なことのように思えてしまうかもしれません。
こうした負のスパイラルを克服するためには、何かひとつだけでもいいので、確実にP→Dという流れをつくっていかねばなりません。全体としては時間に追われ、計画通り進んではいないのだけれど、たったひとつに限れば目標に向かって着実に進んでいる。そういう状態をつくり出すのです。
僕の場合は、ブログがそれに相当します。2006年に始めたブログは、僕にとってリハビリでした。文章を書く仕事からしばらく遠ざかっていたため、文章力を回復させる目的でブログを書き始めたのです。三日坊主に終わるかもしれない。そう思って開始しましたが、気づくと今年で12年。2006年5月からは一日も休まず書き続けている。どうでもいい内容の日もありますが、「欠かさずに続けている」というところがポイント。
僕のように怠け心を持っている人間の場合は、一日も欠かさないことが継続のポイントです。そして、どのような形でもよいので、3週間続けること。3週間続けると、ほぼ習慣化することに成功する。疲れたとか、急な出張が入った……といった理由で一日でも欠けてしまうと、習慣化に失敗する可能性がグンと高まる。自分にも経験があると思った人も多いのではないでしょうか。
部下の行動力を引き出す
ブログを書いて半年もすると、劇的な変化が自分の身に訪れます。自分の頭の中で情報がつながっていくことが実感できるようになる。僕の本の中にも同じことを書いたので、ここでは割愛します。
たぶん、どんなジャンルでも同じことが当てはまることでしょう。3週間毎日写真を撮り続ければ習慣化し、半年もたつと「ものの見え方」が違っていることに気づくはずです。新聞の経済面を3週間読み続ければ習慣化し、半年後には経済についてずいぶん詳しくなるに違いありません。
PDCAのPで立てた計画のうち、ひとつだけは「何が何でもやり続ける」。それだけでも、怠惰な人間にとっては大きな自己変革となるでしょう。
会社組織のよいところは、若干意志が弱い人であっても、上司や周囲の人たちのサポートの仕方によっては、よい習慣を身につけ、高い行動力を身につけることができるという点にあります。
部下にPDCAを習慣化させるには、上司はサポート役に徹する必要があるでしょう。あれこれ細かく指示したり、過剰なアドバイスをする上司の下では、部下は育ちにくいものです。ルールを細かくするよりも、人間関係を密にするほが、人はのびのびと働くことができるのです。
できるだけ権限の委譲を進めていき、部下が主体性を持って行動できるように上司は心配りをすることが望ましい。部下が自ら掲げた目標を達成するために、必要な権限を十分に与えるようにするのです。責任ばかり重く、権限が少ないのでは、やる気を失ってしまいます。
怠け心を持っている人でも、たいていの場合は「一人前になりたい」「人の役に立ちたい」と思っています。それができないのは、自分の心の中に依存心があったり、「うまくいかないのではないか」というマイナス感情が存在するため。
新入社員の場合は、上司や先輩の手助けが欠かせません。部下と一緒に進捗管理をしながら、好ましい行動が習慣化するよう指導することが求められます。
新入社員も成長するにつれ、自分で自分を管理できるようになっていきます。具体的な行動計画があれば、あとはそれを実行に移すだけ。したがって、精度の高い計画があれば行動力は発揮しやすい。あとは、月、週、日ごとの行動管理を自分で行っているかどうか? できていない部下に対しては、進捗管理の具体的方法を指導しなければなりません。
※「新版・次世代幹部養成塾」はソーゴー印刷若手社員向けに作成しているものです。異業種、他社の方には当てはまらない考え方も含まれていることを、あらかじめご承知おきください。
