高原淳写真的業務日誌 > ソーゴー印刷事業案内 > file 02 雑貨、ステーショナリー

file 02 雑貨、ステーショナリー

file 02 雑貨、ステーショナリー

おはようございます。
 昨日は更別村の中に小さな村ができた日でした。午前10時、「スロウ村の仲間たち2018」オープン。今年は台風のため1日目が中止となり、1日限りのスロウ村となりました。どのくらい来場者があるか心配されましたが、オープン間もなく大勢の人がやってきました。駐車場と会場との間はシャトルバスが運行。長い行列ができていたようで、駐車場から徒歩で会場までやってきた方も多数いらしたようです。2日分のスロウ村が凝縮されたような日となりました。
 あっという間に午後3時。スロウ村終了の時間に。毎年恒例となっている出展者、スタッフ全員が揃っての記念撮影。それから各ブースの撤収作業。M氏と僕は会場入口で出展者の方々のお見送り。皆さん笑顔でした。来場者はもちろんですが、出展者の方々に喜んでいただけることが、スロウ村の開催目的のひとつ。遠くからこの日のために来ていただいたことに感謝しています。
 スタッフ間の話では、来場者が5000人に達したとのこと。なるほど、道理で人口密度の高い村だと感じたわけです。

スロウブースの注目商品

毎年気になるブース、気になる商品があるスロウ村ですが、今年はスロウブースが気になっていました。
 目玉商品は会場内で先行発売された新しいムック本シリーズ第1弾「北の焙煎人」。会場ではドリップパック「スロウブレンド」の付録付きセット価格で販売。コーヒー好きにはたまらない本。スロウブレンドは会社で試飲したときよりもおいしく感じられました。どうしてなのだろう? スロウ村の空気感が味を引き立てているのでしょうか?
 もうひとつの目玉として僕が注目していたのは、雑貨、ステーショナリー類でした。素材はいろいろあってよいのですが、特に紙製品。印刷会社ですから、やはり紙を使って魅力的な商品を生み出していきたいと僕は考えています。
 去年と今年とで何が違うのかというと、今年はおもしろいプリンターが導入されたことでした。UVプリンター……といっても、印刷関連業界の人にしか伝わらないと思います。僕もよく知らなかった機械。いろいろな素材やある程度の厚さの立体物にプリントできる機械。わかりやすいイメージとしてはスマホケースに印刷できるプリンターと考えればよいでしょう。
 これを使って、ドリップパックの外袋、ノート、メモ帳の表紙といったいくつかの雑貨、ステーショナリーが商品化されていました。制作にあたったのはデザイナーのA氏とK氏。ふだんは印刷物、出版物のデザイが本業。通常の仕事の合間を縫って、企画・制作されたもの。
 将来的には雑貨・ステーショナリーが本業……といえるくらいにまでなってほしいと思っています。イベントの1コーナーを飾るだけではなく、ソーゴー印刷のメイン商品に育っていくこと。これが我が社にとっては望ましい。歴史的に見ても、そういえるのです。

幸福駅レターセット

愛の国から幸福へ。1973年頃に起こった幸福駅ブームに乗って、我が社が開発したのは「幸福駅レターセット」でした。商品名は違っているかもしれません。合併してソーゴー印刷という社名になって2年目か3年目の年。今もわずかに現物が残っています。印刷会社として自社には何ができるのか? 理想に燃え、創意工夫を重ねた結果がステーショナリーの開発・発売だったのでしょう。
 ブームはやがて去って行きました。けれども、受注印刷物ではなく、「自社商品を開発する喜び」が社歴に刻まれることになった。その後も、我が社には自社開発商品がいくつも誕生することになるのですが、その先駆けとなったのが幸福駅レターセットだと僕は認識しています。
 それから45年。僕としては我が社の革新的な社風形成のきっかけとなったステーショナリーを再び盛り上げていきたいと思っています。もう少し範囲を広げ、雑貨全般を手掛けるようになれば、さらにおもしろいことになるでしょう。
 というのも、世の中ではずいぶん前から「書籍の雑貨化」が進んでいるんですね。雑貨として本を購入する。もちろん、読まれることが一番大事ではあるのですが、部屋の中に置かれているだけでも本としての役割を果たしているのではないか? そう思うことがあるのです。
 極端に言えば、背表紙を読むだけでも読書と言ってよい。それはさすがに言い過ぎかな? でも、買ったからすぐに読まなければならないというわけではありません。本は賞味期限が長い。僕にも、買って10年くらいたってから読んだという本があります。10年間は雑貨としての役割を果たしていたのです。
 今の時代は、情報発信者と情報受信者がはっきり分かれているわけではありません。誰もが情報発信者であり受信者でもある。そんな世の中。紙媒体でいえば、受信するツールは雑誌、書籍。発信するためのツールはノート、メモ、便せんといったもの。何かひらめいたらすぐにメモする。絵に描く。そんな日常活動が活発になると、みんなの仕事力や文化レベルが高まっていくはず。
 これらをデジタル機器で行ってもよいわけですが、紙のほうがよい、紙のほうがクリエイティブになれるという人が案外多い。ここに印刷会社である我が社の果たすべき役割があるのではないか。そう思うことがあります。
 そのためには、単に使いやすいだけではなく、イメージを刺激するもの、心地よさを演出するものを開発したいもの。この点、我が社の若手デザイナーには思う存分、腕を振るってほしいところです。
 ソーゴー印刷による雑貨、ステーショナリーの制作・販売。最近始まった活動のように思われるかもしれませんが、実はその源流は1970年代にあったのです。

ソーゴー印刷株式会社

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌