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北海道の仕事と暮らし106 勤勉か怠け者か

北海道の仕事と暮らし106 勤勉か怠け者か

おはようございます。
 昨日は「北海道 来たるべき未来を見つめて」の原稿に集中。午前中は写真選びとレイアウト作業。さらにICレコーダーの音声を聞いて、重要な部分をメモ。執筆は午後1時頃から。4時間ほどかかって本文を書き上げた。7時、経営指針委員会。9時15分帰宅。差し迫った用事をいくつか片付ける。

怠け者タイプ

昨日はすべての仕事を後まわしにして、スロウの原稿に専念しました。今朝もタイトル、見出し、キャプションの作成に1時間半。おかげで無事入稿することができました。直しが出てくるとは思いますが、スロウ59号もこれで大きな山を乗り越えました。僕の連載記事は2本だけというのに、ちょっと大袈裟かもしれません。まあ、よしとしましょう。ブログの投稿も、こんな遅い時間になってしまいました。
 僕は書き始めると比較的速いほうだと思うのですが、原稿を書き出すまで妙に時間がかかる。取材してすぐに書くということができないのです。ところが、昨日はずいぶん追い詰められていました。月曜取材、火曜執筆。こんなことはほとんど生まれて初めての経験。やってみると、案外できるものですね。今度は追い詰められる前に実践することにしよう……。
 それにしても、追い詰められると人間は(といってよいのだろうか?)すごい力を発揮できるものです。原稿執筆というのは「すごい力」のうちには入りませんが、僕も過去何度かすごい力を出すことに成功したことがあります。もちろん、追い詰められることを望んでいるわけではない。けれども、追い詰められたことで、潜在能力が引き出されるという人は多い。
 これをうまい具合に自己成長に活用することはできないだろうか? そんなふうに考えている人は、きっと僕と同じようなパターンに巻き込まれることになるでしょう。自分のキャパシティ以上に物事を引き受けてしまう。これは確かに有効な手法。僕はこれにより自分に必要な技能を身につけてきたところがあります。
 本当はもっとスマートに自分を成長させる方法もあることでしょう。ただ、僕の場合はこれがもっとも自分に向いているようです。というのも、自分に負荷がかかっていないと、僕はものすごく怠けてしまうんですね。書くのがはばかられるレベルの怠け者なのです。
 仕事というものは本当にありがたいものといえます。僕のような超怠け者を働き者に変えることができるのです。それだけではありません。怠け者という弱点を強みに変えることも不可能ではありません。怠けることのできる時間を確保するために、どうすれば仕事を短時間で合理的にこなすことができるのか? このテーマについて、怠けることを忘れてひたすら考えさせてくれる。こうなると、自分の頭の中心にあるのは勤勉なのか怠け者なのか、わからなくなってしまいます。ひょっとしたら僕は勤勉なのではなかろうか? スロウの入稿が終わった頃にはそんな錯覚すら覚えます。
 僕に比べると、我が社のみんなはほぼ勤勉なタイプだと思います。毎日ちゃんと出社する。これだけでもすごいこと。僕は通勤するのが嫌だと思うくらいの怠け者。だから、会社のすぐ裏に住むことにしました。ただ、通勤40秒でも「遠いな」と感じることがあります。東京時代は4階から2階への「通勤」でした。これはさすがに近い。理想的な働き方です。

仕事のONとOFF

仕事のONとOFFをハッキリさせたい。そう思ってあえて会社から遠いところに住むという人もいます。これは勤勉タイプなのかもしれません。僕は真逆ですね。仕事の中に遊びを感じ、休日の中に仕事が紛れ込んでいるほうが、はるかに気持ちが休まります。仕事のことをまったく考えない日はありませんし、仕事だからといって丸一日気難しい顔で取り組むようなこともありません。
 本来、仕事というものはそのようなものだったのではないでしょうか? 大昔は自給自足。必要なものは自分で調達したり、自分で作ったりしていたはずです。それから少しずつ分業が進むようになり、職業というものが誕生する。それでも、会社に出社するということはなく、自分の時間、家族の時間の中に仕事というものが混じり込んでいた。
 家族と団らんしながら縫い物をしたり、袋貼りの内職をするといった仕事はきっと今でも行われているでしょう。スロウの取材でもときどき目にすることがあります。家族と会話しながらも、手は忙しそうに動いている。決して、せわしない感じではなく、むしろ、その場の空気になじんでいて自然な働き方のように僕には感じられます。
 それが今日の会社勤めにも当てはまるのかと言われると、僕には何ともいえません。しかも、働き方改革の時代ですから、ONとOFFがはっきり分かれていないと何かと都合が悪い。時間内に仕事を終え、仕事は自宅には持ち帰らないというのが原則となる(社長は自由ですが)。
 ただし、人間、頭の中までONとOFFを明確に区別することはできないと思うのです。どんなに仕事を忘れようとしても、休日につい考えてしまう自分がいる。それは「仕事時間なのか?」と問われると、会社としては「否」と答えるしかないでしょう。勝手に仕事が頭に浮かんだ時間まで、勤務時間に加えられるはずはありません。
 ONとOFFの問題を脇に置いて、休日を「自分の過ごしたい時間」にするというスタイルを貫く人もいます。「写真を撮る」というのは取材時であれば「仕事」ですが、休日に撮る写真は「自分を高めるもの」だったり「自己表現手段」だったりするもの。会社のための活動ではありません。しかし、それによって写真力が高まれば、自社の事業に大いに貢献することとなる。
 考えれば考えるほど、仕事にはメリハリが必要ないように思えてきます。そう考えているのは僕だけかな? 勤勉であっても怠け者であっても構わないわけですが、せっかく「仕事」という自分を成長させる場が与えられているのですから、その時間を存分に活用することが人生を豊かにする上で大切なのではないでしょうか? ONとOFFに対する考え方は別として、向上心ある人をバックアップできるような会社づくりを目指していきます。

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