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広報と広告24 気持ちを変える絵、写真、言葉

広報と広告24 気持ちを変える絵、写真、言葉

おはようございます。
 午前9時から新入社員研修。第19講「地域経済循環」、第20講「顧客拡大とブランド力」。昼は帯広ロータリークラブ例会。プログラム委員会担当例会。新入会員卓話を担当。例会後、次年度委員会。2時15分帰社。2時半から新入社員研修第21講。2講座分未実施のものを除いて最終講を迎えた。新入社員研修を終えて、各人の仕事における人生ビジョンを発表してもらった。残る第5と6講は6月初旬開催となった。

変化への期待

僕の書斎にはポストカードサイズのフォトフレームが何枚かあります。10×14.8cm。このサイズがけっこう気に入っています。作品としては小さいが、机の上に置いてあっても邪魔にならない。今、僕の目の前に置いてあるのはピアソン記念館(北見)で取材時にいただいたポストカード。1924年(大正13年)頃のピアソン邸を描いた佐藤元治郎氏の作品です。夕日に照らされたピアソン邸。小さくピアソン夫妻が描かれている。仕事をしながらふと目をやると、何となく勇気が与えられたような気持ちになる。そんな不思議な絵です。
 絵画にしろ写真にしろ、見る人の気持ちに何らかの変化をもたらすことがあります。おそらく誰もが経験していることでしょう。著名な絵画や写真から影響を受けることもあれば、何気なく取った昔の記念写真が今の自分に気持ちの変化をもたらすこともある。
 僕は写真を撮ることが自分個人にとって一番重要な仕事だと考えています(企業経営者としては他にもっと重要な仕事がある)。僕の撮る写真は、誰かの気持ちに変化をもたらすものでありたい。いつもそう考えています。絵画や写真、そして他の表現手段も同様ですが、目指すところは「気持ちの変化」ではないかと思います。それも、好ましい変化を与えること。
 ですから、僕の場合は気が滅入るような写真ではなく、前向きな気持ちになるような写真や心穏やかになるような写真を撮りたいという気持ちが強い。もうひとつありました。人にインスピレーションを与えるような写真。いずれにせよ、人には「変化への期待」というニーズがあるのではないでしょうか。変化に対する不安もある一方、同じかそれ以上に期待感がある。ですから、絵画や写真は人に好ましい変化を与えるものであるべきでしょう。
 言葉にも同じような作用があるものです。ほとんどの人は写真を撮る以上に言葉を発しています。写真を撮っている時間よりも、誰かと会話している時間のほうが長い。あるいはパソコンやスマホに向かって言葉を入力している時間が長いはず。
 当然ながら、言葉も人に気持ちの変化をもたらすものといえます。言葉のほうが直接的であるだけに、影響力が大きかったりする。人は言葉によって勇気づけられたり、逆に傷つけられたりするわけです。言葉の扱い方には十分注意する必要があります。我が社は情報発信という仕事をしているわけですから、言葉に対する感性を磨き続ける必要があります。習慣として身につけておいたほうがよいのは、一日を終えたときに自分の発した言葉が適切なものだったのかどうか、思い出してみることです。そうすると、気になる言葉、配慮に欠けていたと思われる言葉を見つけられるに違いありません。

前向きな気持ちにさせる

言葉でおもしろい(恐ろしくもある)と思うのは、自分の発する言葉に自分自身が影響を受けるということです。自分が発した言葉によって自分自身が気づくことを「オートクライン」といいます。これは見事なまでにそのようになっている。ネガティブな発言ばかりしていると、どんどん自分の元気が失われていく。明るく積極的な言葉を意識的に使い続けると、自分の気持ちも前向きなものとなっていく。この単純な原則を知っているかどうか、実践しているかどうかによって、まったく異なる人生を歩んでいくことになるわけです。
 多くの人はこの原則をよく知っています。ところが、目の前に起こる現象にとらわれてしまうことが多いんですね。その結果、マイナスの方向へ引っ張られてしまうことがある。目の前の現象によって一喜一憂してしまう人生。それも人間的ではあるのですが、できれば今の自分の状況をいち早く察知して、プラスに転換することが大事ですね。そのためには言葉の使い方、とりわけ単語の選び方が重要ではないかと思います。
 人それぞれ性格は違っていて、暗そうに見えても明るかったり、消極的に見えて実は大胆だったという人もいます。そこが人間のおもしろさであるわけですが、どんな性格の人であれ、自分の将来に大きな可能性を感じながら生きてほしいと思っています。
 とりわけ、我が社の若手の人たちには言葉の達人を目指してほしいところ。それは言葉を巧みに操って人を説得する……といった意味ではありません。自分と他人を前向きな気持ちにさせる達人ということです。重要なのは技術ではありません。それが自然にできるかどうか。意図的にではなく、自然にできる人が社内ではリーダーシップを発揮することになります。
 自分は人を前向きな気持ちにさせているのだろうか? そもそも、自分は自分を前向きな気持ちにさせているのか? そう自問することも必要でしょうね。おそらく、一日何回かは、誤った言葉の使い方をしていることに気づくことでしょう。
 自分や他人を前向きにさせたり、好ましい影響を与える。そのためには、自分がどんな世界を切り開いていきたいのか、何を実現させたいのかを明確にする必要があります。新入社員研修第21講では、限られた腎管の中で人生ビジョンを明らかにし、発表してもらいました。本当は丸一日使いたいと思うようなテーマ。9月か10月には「個人のコア・コンピタンス」の発表会があります。それにまとめ上げてほしいと思います。

ソーゴー印刷株式会社

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