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第26話 朝はチコリーコーヒー

第26話 朝はチコリーコーヒー

おはようございます。
 午前中は大量の撮影データをコピー。続いて原稿執筆準備。午後から書き始める。スピードとしてはややのろい。本調子になるにはほど遠い状況。焦らず、好調期に入るのを待つのみ。夕方、床屋さんへ。

一日のリズムを整える

朝、起きる時間が一定していると調子がつかみやすくなるものです。僕にとってベストな起床時刻は朝4時30分。ところが、さまざまな理由から3時半前後に起きることが多く、そうなると一日のペースが少しだけ崩れる。週末には寝坊する傾向が現れ、5時半まで寝坊したりする。やはり、朝4時半起床を保つことができるよう、前日夜の準備が大切だ。ここ数ヵ月の朝の過ごし方を思い出し、そう反省しているところです。
 ただ、朝起きてからの一連の動作はほぼ一定しています。数年前までは順番が入れ替わったり、手抜きをしたり、さまざまでした。去年か一昨年あたりから、手順が確立しました。朝のうちにリズムをつくる。それが調子を安定させるのに有効といえます。
 朝の一連の流れの中で、非常に重要な役割を果たしているのが、僕の場合はチコリーコーヒーです。朝は僕にとって非常にハードに活動している時間帯。したがって、ゆっくりコーヒーを淹れている余裕はない。また、とりわけ体がカフェインを求めているわけでもない。ただし、何かしらのコーヒー系飲料を飲みたいという欲求はあるようです。そうして落ち着いたのがチコリーコーヒー。チコリーコーヒーは手早く淹れることができ、しかもしっかり濃い味を引き出すことができるのです。
 スロウの記事として天心農場のチコリーコーヒーを取り上げたのは、確か創刊号だったのではなかろうか? 僕の記憶は曖昧ですが、そこで初めてチコリーの存在を知りました。タンポポコーヒーみたいなものかな? 当時はタンポポコーヒーも飲んだことはなかったのですが、勝手にそんなイメージを抱いていました。
 それからしばらくたって、チコリーコーヒーを飲むことがありました。特にインパクトは感じなかったというのが正直なところ。好きでも嫌いでもないというのが当時の印象でした。
 ところが、あるとき取材帰りに何気なくフラノマルシェに立ち寄り、チコリーコーヒーを購入している自分がいたのです。スロウの通販で買うのではなく、フラノマルシェでの購入。味にインパクトは感じなかったが、僕の体のほうはチコリーコーヒーの自然な味を求めていたのでしょう。その後も、2、3度フラノマルシェで購入していました。で、あるとき気づいたのです。スロウの通販で買えばよいのだ。気づくのが遅すぎますね……。
 天心農場のウェブサイトを見ると、チコリーコーヒーのパンフレットがそのまま掲載されています。ただ、効能のようなものの記載は見当たりません。わずかに「イヌリンなどの総フラクタンが豊富」と書かれている。イヌリン、フラクタンと言われてもわからないので、ネットで調べてみると血糖値の上昇を抑える効果があるようです。他にもさまざまな効能が載っていますが、あまり効能を目当てには飲まないほうが味そのものを楽しむことができるでしょう。

「代用コーヒー」ではない味わい

冬場、僕はチコリーコーヒーをホットで飲んでいました。ところが、5月に3日連続猛暑日がありました。帯広の最高気温が38.8度まで上昇した日。北海道なのに、5月に猛暑日。早朝は比較的涼しいとはいえ、このときばかりはカップに氷を大量に入れ、アイスチコリーコーヒーにして飲みました。すると、案外これがいい感じの味なのです。スロウでチコリーコーヒーの記事を書いたときにもアイスコーヒーにしてみましたが、そのときよりもおいしく感じられた。きっと猛暑にはチコリーアイスコーヒーが合うのでしょう。
 今年は冷夏とも言われていますが、チコリーアイスコーヒーを飲む機会が増えるに違いありません。
 何気なくチコリーについて調べていたら、「デトックス効果がある」と書かれていました。体内にある余分な水分や老廃物の排出を助けてくれるのだそうです。僕の場合、ここ2、3年、ずっとハードな生活が続いていて、食生活もずいぶん崩れています。きっと余分なものが体内にはいっぱいたまっているはず。理屈ではなく、僕の体のほうが自然にチコリーを求めていたのかもしれません。
 最初のうちは「ビールが飲めないときに飲むノンアルコールビール」といったイメージでチコリーコーヒーを飲んでいたような気がします。僕のコーヒー好きは相当なもので、一日の許容量いっぱいまで飲んでしまうのです。ですから、本当の意味で代用コーヒーとして飲んでいた。
 しかし、ノンアルコールビールに飲み慣れると、「これはこれでおいしい」と思えるようになってくるものです。酔うことが目的でなければ、ノンアルでも構わない。むしろおいしいと感じるようになってきた。チコリーコーヒーはノンアルとはまったく別物ですが、通常のコーヒーとは異なる味わいに気づき、それを楽しめるようになっていった。おかげで、コーヒーを飲みすぎて気持ち悪くなることもなくなりました。
 今日は休日なので、ちょっと実験的な飲み方をしてみようかなと思っています。それはチコリーブレンド。別名「パリジャン・コーヒー」ともいうそうです。コーヒーにチコリーをフレンドすると風味が増す……と書かれているウェブサイトがありました。この飲み方はまだ試していない。そして何となくおいしいような気がします。
 コーヒーとチコリー、それぞれの味を思い浮かべ、僕の頭の中でブレンドしてみました。その結果、ちょっと複雑な味に仕上がり、これはきっと好ましいものであるに違いないという結論に到達したのです。うまくいったら、M氏と一緒に飲もうと思います。実に休日らしい過ごし方ですね。

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