
おはようございます。
出社後、ミーティングと事務的作業。比較的涼しかったので、ホットコーヒーを淹れる。珈琲専科ヨシダさんのペルーチャンチャマイヨ。この味と香り、好きだな。午後は来客とミーティング。夕方、食事会のための買い出し。ジンギスカン等を大量購入。また、寸胴で作る一品は僕のもっとも得意とする料理に決定した。かなり盛り上がる。僕の頭の中では、すっかり味のイメージができあがっていた。料理とはそれに近づけていく作業のこと。目標があって、それに近づけていく。プロセスは雑誌づくりに近いところがあるような気がする。
チーム力に欠かせないEQ
それにしてもスッキリ晴れてくれませんね。今日はソーゴー印刷の食事会の日。先月も雨の中での食事会。2ヵ月連続か? 今期最後の食事会となるので、雨天決行。先月同様、テントを張って開催する予定です。
そういえば、昨日、どこかの話の中で「頭のよさ」が話題に上りました。頭がよいかどうか? これは仕事力に直結するところ。ですが、何をもって頭がいいと言えるのか。ここはちょっとわかりにくい。
たとえば、「自分は頭が悪い」とさらりと言ってのけるような人は、案外頭がいいからそう言わせているという面があるわけです。「頭がいい」と自画自賛する人はたぶんわが社にはいないでしょう。ただ、そのことをほのめかすような言動、行動をする人はいるかもしれません。僕も、つい調子に乗って本で読んだことを受け売りすることがありますから、あまり頭がいいとは言えません。
子供の頃に受けた知能検査って、何だったのだろう? そう思うことがあります。僕は自分の知能指数(IQ)を知らない。親は知っていたのでしょうか? 結果を知らせるとショックを受けるから知らせなかったのだろうか? 謎ですね。
企業経営者になると、IQとEQについてあれこれ考えることになります。最初は自分のIQとEQ。そして、社内みんなのIQとEQ。両方とも高いというのが理想的ではありますが、そういう人はたぶん少数派。子供の頃のように知能検査するわけにはいきませんから、あくまでも想像です。
IQ=知能指数というのは誰もが知っていますが、EQはそれほど知られていないかもしれません。「心の知能指数」とも呼ばれているもの。IQがIntelligence Quotient であるのに対し、EQはEmotional Quotient。「感情指数」ということになります。
会社組織の中でチームとして仕事を行う際には、IQはもちろんですが、EQが求められることになります。EQの高い人は、自分の感情をコントロールしたり、他者の感情を読み取る能力が高い。その結果、人の気持ちを前向きに変えることができたり、職場の雰囲気を盛り上げたりすることができる。社内にはそうしたEQの高い人の存在が欠かせません。
タイプとしては、「IQ・EQともに高い人」「IQが高くEQが低い人」「IQが低くEQが高い人」「IQ・EQともに低い人」の4タイプに分かれます。リーダーや管理職にはIQとEQの両方が求められる。2つの指数は生まれながらに決まっているものではありません。大人になってからでも変えられるもの。ですから、自分のIQとEQが高まるような生活習慣を持つことが重要ではないかと思います。
愛嬌+いい食いっぷり
僕の大胆な仮説を披露させてください。9年前か10年前の次世代幹部養成塾でこの話をしたら、期待通りのリアクションは得られませんでした。僕のIQに問題があるのか、みんなのEQに問題があったのか? 今も謎。しかし、僕の説はこの10年間、まったく変わっていません。
その人のIQとEQを読み解くコツは、僕の方法を使えば実に簡単なのです。IQ=愛嬌。EQ=いい食いっぷり。実にわかりやすいでしょう?
知識をひけらかすのは偽IQ的活動ですから、これに惑わされてはいけない。むしろ、何気ない会話の中からその人のIQの高さが伝わってくるわけです。それは多くの場合、ユーモアのある言葉の使い方だったりするんですね。つまり、愛嬌のある会話ができる人はIQが高いというのが僕の仮説。
一方、EQのほうは相手を思い遣る気持ちが高いかどうか、ということになります。これは親切にされたときの反応に表れやすい。一番わかりやすいのは食べ物なんです。たとえば、食べ物、飲み物を勧められたとき「いや、私はいいです」と遠慮したりするのは、EQの高い反応とは言い難い。相手の親切を受け止められない人ということになってしまいます。
過去、スロウ編集部には格段にEQの高い人がいました。体質的にコーヒーが飲めない人だったのですが、取材先でコーヒーを出されるとありがたく飲み干すのです。潔く飲み干すものですから、相手は「コーヒー好きなのだ」と勘違いして、おかわりを出してくれるほど。それも当然飲み干します。本人はそれでも平然と取材を終える。プロですね。
その食べ物・飲み物が苦手でもいただく。満腹でもおいしそうに完食する。そういう人は間違いなくEQの高い人。EQの高い人はいい食いっぷりなのです。
ただ、無理をすると本当に体を壊しますから、EQを高めようと完食を目指すのはほどほどにすべきでしょう。僕もEQ強化トレーニングを通じて、体重が20キロくらい増えてしまいました。
健康的にEQを高めるには、場合によっては「愛嬌たっぷりに勧められた食べ物を遠慮する」というコミュニケーション力を身につけることです。「おいしそう、食べたい。でも……」といった話し方。僕にはなかなかできません。僕の場合は、「食べ物を口に入れてから考える」という習慣が身についてしまっているのです。
ぜひ、わが社の人たちはIQの伴ったEQトレーニングを行ってほしいですね。わが社の食事会には、実はそういう目的も含まれているのです(ホントの話)。
