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写真家的業務改善行動16 自己管理

写真家的業務改善行動16 自己管理

おはようございます。
 午前中は経営指針書のさまざまな数値を埋め込んでいく。もちろん、僕が勝手に数字を記入するわけではない。各部署から上がってきたものをまとめるだけ。その数字の意味するところを文章化する。制作のN氏にメールで送る。これですべて入稿した。校正はM氏に任せっきりとなった。次はスロウの1ページ原稿。1時間かからず完成。写真とともにK氏に送る。
 昼前、注文してあった大判焼きを受け取りに高橋まんじゅう屋へ。餡とチーズ各35個を会社に届ける。たかまんの香りだけ味わって、グランテラス帯広に向かう。日頃何かとお世話になっているがなかなか会う機会の少ないT氏と昼食。午後1時半、いったん帰宅。「記憶の中の風景」の写真選び。
 3時、中小企業家同友会とかち支部事務所。第2期十勝経営者大学の運営会議。4時からは全道経営指針一泊研修交流会のミーティング。5時、再び帰宅。贅沢にもカキキンの「カキえもん」が夕食。別世界の味だ。しかし、程なく現実に戻り、写真を選ぶ作業を再開。6時20分までに選び終えた。
 6時35分、とかちプラザ。7時から帯広経営研究会9月例会。講師は(株)三和重機代表取締役で札幌経営研究会の干場一洋氏。「自律型人財の育成で会社が変わる」というテーマ。確かに演題の通りだ。講演の中では「女性力」のところが一番興味深いものだった。特に「羊とオオカミ」の話。

コーディネーターか秘書か

今週は差し迫った仕事が津波のように押し寄せてきました。予定に入っていた仕事の他に、イレギュラーな仕事と忘れていた仕事があった。「忘れていた仕事」はまだ他にもあるような気がします。こういうときは、何となく心の中にざわざわしたものを感じます。ただ、忘れているので、それが何なのかわからない。本当に差し迫ってくると、急に思い出す。それはけっこう危険なパターンでもあります。日頃から、すべきことを明確にしておかなければなりません。
 9月、非常にスリリングな仕事をしてきたわけですが、何とか山頂が見えてくるところまでたどり着きました。そうなったのには、ひとつ秘密があります。いよいよ危険なレベルに達したと思ったのか、M氏が僕のスケジュールを組み立ててくれたのでした。
 この順番で進めればよい。その指示は明確で、ざわざわ感が少し小さくなるのを感じていました。
 もう35年くらい前の話。大学時代にM講師が僕の本質を突くようなひと言を言い放ちました。
 「お前にはコーディネーターが必要だな」
 僕は当時写真作家を目指しながらも、何をどうしたらよいのかわからない状態。コンテストで賞を取ること以外、自分を売り込む術を知りませんでした。しかも、撮影、フィルム現像、プリント、仕上げ(ドライマウント等)以外ほとんど何もできない人間。社会人になったら生きていくのは困難ではないか、と自分では思っていたんですね。僕のざわざわ感はこの頃から始まっています。
 30数年前にはコーディネーターがほしいと思い、今は秘書がほしいな……などと思ったりしています。「○億円利益を出したら言いなさい」と軽く一蹴されますが。もちろん、僕も本気ではありません。ただ、そういう人がいたら僕は今の2倍くらい働けそうですし、ついでに毎日コーヒーを淹れるなどサービスしてあげることでしょう。秘書と言いましたが、本当にほしいのはスケジュール管理してくれる人。もしかしたら、「面倒見のいい上司」でもよいのかもしれません。

やはり自律型にならねば

さて、現実はそう甘くはありませんので、自分で自分を自律型人財に育て上げなければならないということになります。
 昨日の干場氏の講演の中にヒントがあったような気がします。いい気持ちにさせて、前向きな行動を引き出す……。そんな話だったかどうか、すでに僕の記憶は曖昧になっていますが、このあたりに業務改善のポイントのひとつがありそうです。
 自己成長という観点でいえば、「誰かにいい気持ちにさせてもらって前向きになる」というのは半人前である証拠。一人前の人は自分で自分をいい気持ちにさせているに違いありません。僕の場合は比較的簡単です。カキキンのカキえもん、やまき牧場のバナナ牛のローストビーフ、ニハチ食品の鮭とば(塩味)のいずれかがあれば、ほとんど自動的に前向きになる。いつも食べているわけにはいきませんから、コーヒーなどの飲みのものでもOK。今はスロウ60号記念ツアーのために水出しコーヒーを抽出中。これも、僕にとっては脳みそが洗われるような味と香り。
 そうしてマインド面を整えつつ、具体的な自己管理方法を身につけていくのが一人前の社会人の姿といえるでしょう。
 僕はGoogleカレンダーとGメール、そしてホワイトボードを活用して、何とか自己管理を行っています。ただ、優先順位をときどき間違える。血相を変えて催促する人がいると、その仕事を最優先にしてしまう……。このため、僕への仕事依頼はメールで行ってもらうよう、社内の人たちには伝えています。ひと通り僕に用件を伝えてから、「じゃあ、メールしておきますね」という人が多い。
 いろいろ試してみましたが、僕の場合、チェックリストというのをうまく活用することができません。「うわっ、こんなにあるのか」と思って、後ろ向きな気持ちになるのでしょうか。チェックリストに書き込むだけで数時間かかりそうです。
 今のところ、GoogleカレンダーとGメールかな。重要度の高いものは自分宛にGメールで「仕事を発注」します。さらに念を入れるときはホワイトボード。自宅書斎に5枚あるうちのひとつが、忘却対策用となっています。
 ただ、それでも頭から抜け落ちる。AI秘書アプリってどうなのだろう? 少し気になります。

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