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仕事観について28 社風改革

仕事観について28 社風改革

おはようございます。
 第59期最後の日。午前中は会社で仕事をする。11時ミーティング。午後1時半、T社でミーティング。大きな方向性としては一致した。4時頃帰宅。これは風邪の初期症状なのか? 暖かくして眠ることにする。一眠りしてから夕食。そしてまた眠った。

50年前の社風

ベッドに横になりながら、土曜日の経営発表大会について、改めて考えていました。60期経営発表大会のテーマは「付加価値力を高めながら、働く環境を整備する」というものでした。労働生産性が現状のままでは、環境を整備しようにも財源がないということになる。働き方改革は付加価値向上とワンセットになっていなければ進められるものではありません。
 ただし、僕は付加価値向上が先決だと考えているわけではありません。儲かったら働き方改革を進めよう……ではないのです。同時、もしくは働き方改革のほうがわずかに先というのが望ましい。そのような考え方を持っています。
 働き方改革の中には、今すぐにでも着手できるものがいくつもあるものです。たとえば、「ハラスメント防止対策」「ダイバーシティの推進」「柔軟な働き方ができる環境づくり」「再就職支援と人材育成」といったもの。今の我が社でもできるところを先行させ、少しでも働きやすい環境を整えていきながら付加価値向上に努める。そんなイメージです。
 ちなみに、「長時間労働の是正」のほうもずいぶん進んできました。この2年間で大きく前進しているような気がします。人時生産性が高まっていると言ってよいかもしれません。
 経営発表大会のセミナーでは、「社風」を重要なテーマとして話を進めていきました。我が社は1954年創業。65年の歴史があるわけですが、この短くはない期間の中で形成されてきた独特の社風や企業文化というものがあるのです。この社風が働きやすさに大きな影響を及ぼしている。また、一人ひとりの成長意欲や仕事のやり甲斐や成果にも少なからぬ影響を与えているに違いありません。
 ですから、社風改革こそ、働き方改革を進める上での最重要課題ではないか、と僕は考えています。本当のところ、我が社の社風はどのようなものなのでしょうか?
 僕は本質的なところでは、50年くらい前から大きく変わっていないのではないかと考えています。というのも、僕には半世紀前の記憶が残っているんですね。その頃盛んだった朝野球に連れて行ってもらったり、会社の花見に参加したり、休日、会社の何人かで海釣りに出かけたり……。小学生の頃の僕は、会社の人と接する機会がけっこうありました。住居と工場が同じ建物の中にあったからでしょう。その頃の社風と今とを比べると、変わっているところも当然多いわけですが、根底に流れているものは共通しているような気がします。
 おおむね、やさしく、親切、楽しいという人間性。もちろん、会社組織なので、前向き、行動的、熱心といったマインドもあるはず。
 ですから、よい部分だけ見ると我が社には、好ましい社風がすでに50年前から存在し、今も脈々と受けつがえていると言ってよいのです。

ちょっとした働きかけ

その一方、人間には好不調の波があるし、仕事量も一定しているわけではありません。難度の高い仕事が次々押し寄せて、ストレスを感じるような場面もあるわけです。いかなる状況の中でも、「いい感じ」を保てるかどうか? これは一人ひとりの成長課題のひとつと言えるでしょう。
 この点では実に個人差が大きい。もともと備わっている人もいれば、状況によってコロコロ変わる人もいます。したがって、「好ましい社風」と「人材育成」の両方が重要となる。人材育成という場合は、おもに制度面を指します。好ましい社風が形成されていれば、誰もが自然に「自分で自分を育てたい」と思うようになる。教育によって育てられるよりも、自分で自分を教育できるような環境が整っているほうがより好ましい。僕はそんなふうに考えています。やはり、社風が第一なのです。
 僕は自分では全然できていないのですが、「ちょっとした働きかけ」が重要ではないかと思っています。働きかけの方法はいくつもあります。社内には働きかけのやり方がうまいなぁと思うような人もいる。人間関係調整能力にすぐれた人たちです。実際、人はちょっと声をかけられただけでも、気持ちの上で変化が起こるもの。誰からも気に留められていない……といった孤独感を感じると、自分は「社内に居場所がない」と思い込んでしまうものです。社風改善には、積極的な声かけが欠かせませんね。言葉ではなくても、たとえば手を振るとか、笑顔とかでもOKだと思います。
 仕事に追われると、そうしたちょっとした働きかけがおざなりになってしまうものです。僕も夜眠る前に、「あそこで声をかけてあげればよかった」と考えることがあります。たぶん、ほとんどの人はそうしたちょっとした関係性に安心感と自己重要感を感じるもの。僕は会社にいる時間が非常に短いため、こうした働きかけが決定的に不足しています。メールやメッセンジャーを多用すべきかもしれません。
 みんな自覚しているかどうかわかりませんが、人はルールではなく、社風に従って行動するものです。会社で決めたことが守られないのは、社風に問題があるためかもしれません。我が社の場合、17年前に組織された社風改善委員会の活動によって社風が変わり、それは業績にも影響を及ぼすこととなりました。今期、改めてもうワンランク上の好ましい社風づくりを目指したいと考えています。それが我が社の働き方改革を進める上で、最大の鍵になるような気がします。

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