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スロウな旅12 純粋な旅

スロウな旅12 純粋な旅

おはようございます。
 午前中はゆったり過ごす。午前11時、買い物へ。午後はなぜか眠くなり、仮眠のつもりが2時間眠ってしまった。3時過ぎから2時間くらいパソコンに向かう。まだ先の話だが、海外旅行の準備をする。夜はラグビーを観戦。

20数年ぶりに

ラグビーワールドカップの経済効果はなかなか大きいもののようです。ビール業界が特需というニュースを何度か見ました。試合が行われているのは全国12ヵ所。経済効果が全国に広く行き渡っている点がいいですね。大会は44日間と長期に及びます。このため、長期滞在する外国人が多いとのこと。周辺エリアを含め、観光面で大いにプラスであるに違いありません。
 テレビでラグビーの試合を見ていると、自国のチームが勝っていても負けていても、みんな楽しそうに観戦しているように思えます。この心の余裕、見習いたいものです。外国旅行では、純粋にその国での体験を楽しむことが大切でしょう。
 そんなわけで、僕も久しぶりに純粋に楽しむ旅を計画し、準備しているところです。こういう旅はずいぶん長い間ご無沙汰しているような気がします。ソーゴー印刷に入社してからの旅は、何らかの形で仕事が絡んでいる。それはもちろん楽しい旅ではありますが、「純粋に楽しむ旅」ではない。果たすべき役割があって、明確な目標がある旅。仕事ですから、当然そういうことになります。
 東京時代も、最後のほうはそんな感じでした。確か、海外ロケ、海外取材が最後だったと記憶しています。ということは、もう20年以上、純粋な意味での海外旅行をしていない。年2回ずつ「写真」と「生牡蠣」だけのために旅をしていた頃が、はるか昔のことのように感じられます。そして、実際に20年という長い年月が経過したことに気づき、ちょっと愕然としました。僕はそんなに働き詰めだったのだろうか……。
 目的が不明確な旅をすることに、何か罪悪感のようなものを感じているのかもしれません。昔はその真逆でした。ただ、桜が咲き始めたから……という理由だけで、思いつきで伊豆のほうまで旅に出る。思いついた場所に泊まる。あるいは、新聞で「ソウル3泊4日○万円」という広告を見つけて、急に社員旅行を決める……。そんなことが何度かありました。仕事は大丈夫だったのだろうか? 仕事に穴を開けた記憶はありませんから、きっと全部終わらせてから旅立ったのでしょう。そういう旅の仕方、近いうちに取り戻したいと思っています。
 今月末からの旅は、僕にしては入念に準備を行っています。すべてネット予約できるという点が、20数年前との最大の違い。簡単にできてしまうものですから、「本当にこれでよいのだろうか?」とちょっと不安になるくらいです。航空券も、ビザも、レンタカーも、宿も、すべて整いました。宿はとりあえず1泊分だけ予約しましたが、追加でもう2泊くらい予約しておこうと思います。これまでは、入国の際に適当なホテル名を告げるだけ。レンタカーで走り回って、飛び込みでその日泊まる宿を決めるのが常でした。仕事以外の海外旅行で宿を予約するのは、初めてかもしれません。

マイナス要素を超える魅力

北海道にやってくる外国人旅行者も、こうしたワクワク感のようなものを感じていることでしょう。
 外国人にとって、北海道は快適な旅が楽しめる場所なのだろうか? たぶん、いくつか不便に思うところがあるに違いありません。
 よく「無料Wi-Fiスポットが必要」といった話が出てきますが、本当にそうなのでしょうか? 僕は本当のところ、よくわかっていません。外国旅行で無料Wi-Fiスポットを使うだろうか? 一度、某国のマクドナルドで使ってしまいましたが、用心して使わないという人もいるのではないかと思います。僕は今回、Wi-Fiレンタルを予約しました。
 それよりも、道路の案内標識が気になりますね。日本人、それも北海道民である僕が見てもわかりにくいと思うような標識がある。この場所でそんな地名が書かれていても迷うだけ……。中にはそんな標識も見られます。何より問題なのは、英語の文字が小さいこと。日本語と同じ大きさにしてあげるほうが親切というものでしょう。韓国でレンターカーを借りて運転したときにも、同じようなことを感じました。
 まあ、旅には不便さがつきものですから、快適さを過度に追求するのは考えものかもしれません。道に迷って、現地の人に尋ねてみるのも楽しみのひとつ。そのくらいのおおらかさが必要です。ただ、過去一度、空港へ行く途中、道に迷ったときにはちょっと焦りました。だから、空港までの案内標識だけは親切すぎるくらい、わかりやすくすべきでしょうね。今はナビがあるから不要かもしれませんが……。
 そういえば、オーストラリアを旅していて驚いたのは、店の閉店時刻が早いこと。夕方、5時か6時には閉店してしまうのです。だから、必然的に「ウィンドウショッピング」になる。旅行者らしき人が大勢歩いているというのに、店を開けようとしない。きっと、ビジネスよりも自分の時間を大切にしている人たちなのでしょう。20数年前の僕にはまったく理解不能でしたが、今なら半分わかるような気がします(わからない気持ちも半分ある)。
 不便さと思い通りにならないところ。そして、ちょっとした驚き。それがマイナスには感じられず、その国、地域の持ち味なのだと思えるような旅の仕方。たぶん、北海道観光にはそうしたものが必要ですし、僕が海外旅行に求めているのもそのあたりにあると言ってよさそうです。マイナス要素を超えるような魅力があるかどうかですね。  

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