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食旅・パース編【3日目】 米10キロ

食旅・パース編【3日目】 米10キロ

おはようございます。
 快適な宿で8時間眠ることができた。ここ数日の睡眠不足は解消された。僕らの旅の仕方は「ほぼ無計画」。そのとき行きたいところへ行くというスタイル。前日に大まかな方向を決めるくらい。何となくよさそうだという理由でヨークへ行くこととなった。フリーマントルから東へ116キロ、車で1時間半。オーストラリアでの車の運転は、日本よりも快適で安全だ。ただ、一般道であっても制限速度が高め。110キロや100キロのところが多い。このため市街地の手前でうっかりすると捕まることがある。20数年前、僕はこのパターンで捕まったことを思い出した。今回の旅では、とにかく標識を見落とさないよう注意している。

8時半出発、10時過ぎにはヨークに到着。途中、谷地坊主のように見える植物があった。後で調べてみたら、ジャイアント・ブラックボーイズというらしい。オーストラリアでよく起こる山火事で丸焦げになっても、たくましく生き延びるとのこと。しかも、山火事のあとに花を咲かせると書いてある。こういう人生を送りたいものだ。
 ヨークでなぜか食品スーパーへ。僕もM氏も海外では必ずスーパーで買い物をする。今回もたぶん1日1.5回くらいのペースになるだろう。ヨークでは期待していたような被写体はなかった。ただ、展望台からの眺めは雄大。ここで夕日を眺めながら過ごすのも悪くないと思った。

昼食はノーサムという町でマクドナルドに入る。自動注文機。割とすんなり注文できた。キャッシュレスの次に普及するのはこれか? ダブルチーズバーガーセットは日本とほぼ同じものだった。
 フリーマントルに戻る途中、ジョン・フォレスト国立公園に立ち寄る。その後、パース市内で再びスーパーへ。夕食は外食……のつもりだったが、スーパーで買いすぎた。2日連続宿の部屋で食べる。ついで次の宿を決めようと調べてみると、なかなか見つからない。これはネット予約のちょっとした弊害かもしれない。評価のポイントは高いのだが、ちょっとした改善点が書かれていて、そのマイナス要素が気になる。ずいぶん時間をかけて調べまくった。結局、洗濯機付きの広い部屋を予約。気づくと11時をまわっていた。

米不足の年から26年

スーパーでは10キロ入りの米が売られていました。米で思い出すのは、1993年、日本で記録的冷夏による米不足が起こったときのこと。僕はオーストラリアで米を大量に購入し、おみやげにしたのですが、誰も喜ばなかった。あまり実用的過ぎるものはおみやげには向かないらしい。僕は旅先でSDカードとかビニール袋とか買うのが好きですが……。
 それはともかく、10キロ入りの米が売られているのに、ご飯料理と出合うことはまずありません。僕は早くもご飯を食べたくなってきた。モーテルでご飯を炊いて食べる。かつてはこれがひとつのパターン。フリーマントルで2泊したホテルはキッチン付きではないため、買ってきたものを食べるだけ。予約サイトをよく見ると、電子レンジ付きとかフルキッチンとか書かれていて、参考になります。
 旅先で自炊。次に泊まる宿に期待しようと思います。それにしても10キロの米。オーストラリアの家庭では、どのように使っているのだろう? 気になります。

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