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写真家的業務改善行動26 プレゼンテーション力

写真家的業務改善行動26 プレゼンテーション力

おはようございます。
 目が覚め時計を見ると午前1時半。しばらく横になっていたが、もう一度眠ることはできず、2時過ぎ起床。超早起きだ。おかげで書類に目を通したり、メールに返信するなど、何となく滞っていた用事を済ますことができた。6時50分出社。7時、次世代幹部養成塾第2講。今期は受講生のプレゼンテーション力向上や専門知識の共有を目的に、自ら講師になってもらう計画。最初の講師は動画が専門分野のT氏。演題は忘れてしまったが、「伝わる声の出し方」といった内容の話。実習を含め、非常にわかりやすくためになる講義。しかも、雑誌の編集者にとっても役に立つ内容。いや、もっと広く一般向けの講座として開催してもよいかもしれない。完成度の高い講義だった。
 10時来客。興味深い提案内容をいただいた。午後1時40分、クナウマガジンの会議に途中参加。2時15分、スロウ編集会議。3時半、役員会。4時半、幹部会議。5時半、次世代経営会議。超早起きしたためか、深夜の会議のように感じられた。

意外なアプローチ法

社内には何人か、プレゼンテーション力の高い人がいます。自分の能力に気づいていて、実際にそれを仕事に生かしているもいれば、能力があるのに気づいていない人もいる。そして、もう一歩でその能力が身につくに違いないという段階の人もいます。
 僕としては、せっかく能力が身についているのに、それを活用しないというのはもったいないことだと思っています。社内にも社外にも、能力を生かす場面はたくさんある。多くの人は「知りたい」と思っていて、「自分を成長させたい」と願っている。その一助となる活動なのですから、能力を持っている人は求めに応じてどんどんプレゼンテーションや講演を行うべきなのです。
 僕は自分で講演する際、パワーポイントのデータをしっかり作り込むというタイプ。スライドの中身が充実していれば、何も練習することなく、時間内に話すべきことを話し切ることができる。大幅に時間が余ったり、足りなくなったりすることはまずありません。10数年、場数を踏んできたため、自然に身についた能力でしょう。
 T氏がみんなに勧めていたのは、僕とは大きく異なるやり方でした。「しっかり原稿を用意する」という方法。原稿が用意できていれば、あとは読み上げればよい。ただ、そのまま読むのではいかにも「読んでいる」という感じになりますから、自然に語るという、もうひとつの能力が必要となるでしょう。それでも、原稿があるというのは、場数を踏んでいない人にとっては心強いやり方といえるかもしれません。
 これは動画の専門家ならではのアプローチ法だなと思いました。動画の作成プロセスでは撮影の前に原稿作成がある、という話が出てきたのです。雑誌づくりの場合は、撮影があって、写真を選んでから原稿を書くのが通常のプロセス。最初に原稿ありきの仕事の進め方。このあたり、僕は興味深く話を聴いていました。

自信と信念

社内でプレゼンテーション力の高い人を思い起こしてみると、みんなそれぞれ自分の型のようなものがありますね。その違いはどこにあるのだろうか……。いくつもの相違点があるわけですが、昨日の次世代幹部養成塾のテーマに沿って考えると、「声質の違い」が大きいのではないかと考えられます。
 ただし、自分で自分の声の質をちゃんと認識しているかどうかは怪しいところ。僕も自分で取材するようになり、自分の声をICレコーダーで聞いて軽いショックを受けたことがありました。編集者の多くは、僕と同じような経験をしていますね。「自分はこんな声だったのか」とか「なんて間抜けな質問をしているのだろう」と気づいて、ショックを受けるのです。
 自分としては欠点のように思える声質が、案外プレゼンや講義の際には好ましい話し方になっていることも少なくないのではないかと思います。訛りがある人はアナウンサーにはなれないかもしれないが、講師としては人間味を感じて共感が得られやすいかもしれません。あるいは、甲高い声質の人も印象に残りやすいという点ではプラスに作用するものです。自分では欠点のように感じていても、その人の持ち味になることが少なくない。
 ともかく、自分らしく話を進めるしかありません。自分本来の持ち味を生かして、どうすれば伝わるような話し方になるのか、試行錯誤するしかないわけです。その中で「原稿をしっかり用意する」とか「パワポを作り込む」といったやり方がある。まだ場数を踏んでいない人の場合は、自分で練習したり、仲間に聴いてもらうなどするとよいでしょう。
 そういえば、帯広経営研究会で経営発表する際も、リハーサルを入念に行ってから臨む人が多い。経営計画のそのもののアドバイスもありますが、そこには伝え方のアドバイスもあるでしょう。同じ内容を伝えるのであっても、伝わりやすい話し方と伝わりにくい話し方がある。苦労して経営計画をまとめ上げても、相手に伝わらないのでは経営発表の目的を果たすことはできない。経営者にとって、プレゼンテーション力は避けて通ることのできないスキルではないかと思います。
 どんなやり方であっても、不可欠なものがひとつだけあります。それは「自信」でしょう。自分の心の中には迷いや葛藤があって当然ではありますが、プレゼンの場においては「これだけは聴き手に伝えなければならない」という使命感が必要なのです。自分の伝えるべき内容に関しては、絶対的な自信を持っていることが大事。そうした確信がなければ、自分の伝える情報が価値あるものとは言えません。100%正しいかどうかが問題なのではなく、自分が100%そう信じているということが重要。結局、自分が信じていることを相手に伝えるしかないのです。
 そう考えると、自分の仕事に信念を持っている人がプレゼンテーション力の高い人と言えるのかもしれません。

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