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仕事観について40 仕事はどこででもできる

仕事観について40 仕事はどこででもできる

おはようございます。
 午前中は原稿執筆。ただ、他にもやることがいくつかあって、全力投入というわけにはいかなかった。2000字といったところ。昼は帯広ロータリークラブ例会。ロータリー情報・記録保存委員会担当例会。「第1回情報集会総括と文書の記録保存について」というテーマで話をさせていただく。少し盛りだくさんではあったが、28分間に収まった。後半は文書、写真のデジタル化の話。考えて見ると、我が社の主要な仕事はリアル情報をデジタルに置き換え、それを紙媒体に再現すること。今回の話はその逆。紙媒体をデジタル化する。どちらも得意分野といえる。ひとつ言えることは、紙媒体もデジタル情報も僕らの生活には欠かせないということ。デジタル化を推進しても、すべてペーパーレスになるわけではない。
 午後はI氏とともに浦幌へ。実は以前から興味を持っていた場所。廃校となった小学校が魅力的な空間に変わっていた。到着したのは3時過ぎ。すでに夕方っぽい。外観、屋内、人物を急いで撮る。取材は1時間ほどで終了。5時20分帰宅。

仕事がはかどる場所

職種にもよりますが、「仕事はどこででもできる」と思える時代となりました。ノートPCとネット環境があれば、いろいろなことができる。原稿を書く仕事などは、会社にいるよりも外で行うほうがはかどる。僕の場合は、自宅の書斎が一番、次にはかどる場所は羽田空港のラウンジ、あとは電源のあるカフェ。
 最適そうに思えて実は仕事がはかどらない場所もあります。その筆頭はビジネスホテルの部屋の中。いくつか理由があります。机が狭かったり、椅子の高さが合わないというのが一番困るケース。ベッドがすぐ脇にあるため、つい横になりたい誘惑に迫られるという理由もある。ただ、差し迫った仕事を抱えている場合、「静かな部屋」というのは非常に助かります。僕は何度か窮地を脱したことがあります。
 飛行機や列車の中も仕事場になるのですが、しばらく画面を見つめていると眼精疲労がやってきます。スロウの編集者はしばしば車の中でノートPCを開いています。若いから平気なのでしょうか? 目の健康を考えるとほどほどにすべきでしょうね。
 取材、見学は何度かしているものの、まだ利用したことのない場所があります。それはコワーキングスペース。使ってみたいと思いながら、まだその機会がない。出張中、少しまとまった時間があるときに使いたいと思っているのですが、わざわざいくのがおっくうに感じられたりする。たぶん、隙間時間に使うという場所ではないのでしょう。僕らのような仕事であれば、半日または一日たっぷり原稿を書く。そんな目的で利用する場所なのかもしれません。
 僕の場合は、東京、札幌でコワーキングスペースを使ってみようかな……と思うことがあるのですが、その逆のパターンも増えているようです。先日、愛知県の豊田市で見学しましたし、昨日は浦幌の町はずれにあるセンスのよいコワーキングスペースを訪ねました。出張のついでに利用するのではなく、コワーキングスペースを活用するために出張する……。そうした人が増えているのかもしれません。

ワーケーション

ちょうど僕の机の上に「ワーケーション」の記事がありました。9月15日付の日経電子版をプリントしたもの。「ワーケーションで地域に活気、企業の活用広がる」という見出しが付いています。リゾート地で働きながら休暇を楽しむ。それがワーケーション。ワークとバケーションを組み合わせた造語。
 考えて見ると、これは僕が30年くらい前から理想としてきた働き方。世界中を旅しながら仕事をする。アナログの時代には叶いませんでしたが、デジカメ、ノートPC、ネット環境がある今日なら十分可能ですね。たぶん、我が社にもそのような働き方をしたいという人が何人かいることでしょう。
 これは「仕事にはONとOFFが必要」という考え方とは真逆のように思えます。僕は昔からONもOFFも不要という考え。河井寛次郎風に言えば「暮らしが仕事、仕事が暮らし」ということになるでしょうか。暮らしの中に仕事がある。そのほうが自分としては自然であり、仕事と暮らしを分離させる必要はないという考え方が今も強い。
 タイムカードを管理せねばならない企業にとっては、ちょっとややこしくなる働き方といえます。ONとOFFを区別するというのは、個人が企業に所属しているという前提での考えでしょう。自分の働き方は自分で決める。フリーランスの人にはONもOFFも不要ですし、会社員であっても自分の働き方を自由に決めることのできる時代が間もなくやってくるに違いありません。
 本当の意味で自分が主役にある時代がくるはず。そこで重要となるのは、「主体的に時間を使うことができるかどうか」。自己管理できる人は自由な働き方によって成果を生み出すようになっていく。一方、会社や上司に管理してもらうことに慣れている人は、自由が与えられても持て余すだけでしょう。管理されることで力を発揮する。そんな働き方も悪くはありません。
 働き方改革の理想形は「自分に合った働き方を選ぶことができる」というところにあるのではないかと思います。ただ、本人の希望と能力(特に自己管理力)の間にギャップがあると、不本意な結果がやってくるに違いありません。
 全国各地、さまざまな形でワーケーションが広がっているようです。都市部、郡部を問わず、コワーキングスペースも増えつつある。我が社においても、もっと実験的取り組みがあってよいのではないか……。まずは、自分で実験的な働き方をしてみたいと思っているところです。

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