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仕事観について45 ブレイクスルー

仕事観について45 ブレイクスルー

おはようございます。
 前日が0時過ぎの帰宅となったため、さすがに早起きできず、1時間半遅れで一日が始まった。午前中は事務的な仕事。昼は帯広ロータリークラブ。総会の日。想定外の役を引き受けることとなり、次年度は水曜日の出張をできるだけ控えねばと思った。帰宅後、食事会準備のため買い物へ。帰宅後は自宅で会議、勉強会がスムースに行えるよう、PCその他の設定を行う。うまくいったが、少し時間がかかってしまった。6時過ぎ、北海道ホテルへ。6時半から共栄会役員会。7時から忘年会。9時過ぎ帰宅。

人生の転換点

僕は39歳までTシャツ+短パンで仕事をしてきた人間。なので、スーツ+ネクタイという仕事着に慣れるまで、ものすごく時間がかかりました。毎日、首を絞められているような感覚。ネクタイが首輪のように感じられたものです。今もネクタイがちょっと苦手なところがあるため、ふだんはノーネクタイ。クールビズが定着したおかげで、ネクタイから自由になることができました。たまにネクタイをすると、気持ちが引き締まる。今がちょうどいいバランスのような気がします。
 30代まで緊張感のある場に身を置いたことがなかったため、最初はソーゴー印刷の朝礼に緊張したものでした。新社会人となったとき入社したK社にも朝礼はありましたが、緊張感は段違い。大変なところに来てしまった……というのが当時の正直な気持ち。今の我が社の朝礼とはずいぶん違います。
 社内でも緊張感を感じているというのに、社外でもいくつか緊張感を強いられる会合に出席することとなりました。今考えると、ある種の通過儀礼だったのでしょう。しかし、僕はそれらになかなか慣れることができず、心安らぐ場がないまま、気づくと1年以上時間がたっていました。
 僕の座右の銘は「助からないと思っても助かってゐ(い)る」。実際、土壇場になってから助かることが多い。これは「締め切りギリギリで原稿ができあがる」といった意味ではなく、人生の窮地において、気づくと救われているということ。僕の人生では奇跡のような出来事が何度も起こっています。奇跡に依存するような生き方ではいけない。そう思って、日々努力しているのですが、努力してもどうにもならない状況に至ると、今も奇跡(自分でそう思っているだけかもしれませんが)がやってきます。
 で、18年前の僕に人生最大級と思える奇跡が訪れたのですね。救いの主は東京時代に仕事でつながりなった人の友人S氏。つまり。初対面の人。どういうわけか、ふらりとやってきて、平和園本店でジンギスカンを食べながら話をし、それから僕の人生は急展開していくこととなった。S氏とはこのときを含め、たぶん3回会っただけ。今では連絡先も消息もわかりません。
 人生の急展開の結果、僕は2つの能力を手にすることとなりました。ひとつは「人前で話すのが苦ではなくなった」こと。もうひとつは、「大変と思えることを引き受ける」こと。
 前者の「人前で話すのが……」については、ハッキリその瞬間を覚えています。帯広経営研究会で自分について語る場面があって、そのときに「もしかしたら、僕は人前で話すのが得意かも?」と思ったのです。そうして、事例発表や講師を繰り返し経験するうちに、本当に得意になった。僕は別人のようになっていました。

冷静に観察する自分

気をつけねばならないのはもうひとつのほう。「大変と思えることを引き受ける」というもの。
 迷ったときは、前向きで積極的な意思決定をする。そんな決め方をするようになったため、ずいぶんプライベート時間が削られることとなりました。社外の団体で引き受ける役職も増えていきました。役職に関して言えば、たぶんこれまで依頼を断ったことがないような気がします。長時間説得されてしぶしぶ引き受ける……というパターンは避けたいという思いもあるため、依頼されると数秒のうちに「はい」と答えることが多い。そろそろ「前向き、積極的に断る」という能力を身につけねばならない。そう思い始めているところです。
 それはともかく、「はい」を繰り返してきたためか、自分にとって「責任重大だな」と思うような役職につくようになってきました。ソーゴー印刷社長というだけで十分責任は重いわけですが、別な大変さも加わってきた。
 いつのころからかわからないのですが、気づくと「大変と思えること」がさほど大変ではないように感じられるようになっていました。大変だという認識が変わったわけではありません。大変なことが目の前にあるというのが特別なことではなくなってきた、ということでしょう。
 そして、まわりを見渡すと、もっと大変なことを引き受けて涼しい顔で過ごしているように見える人もいるわけです。実際に涼しいのかどうかはわかりません。けれでも、涼しげな顔で大変なことを引き受けるという生き方。ここには見習うべきものがある。そもそも、そういうことを引き受けるのが企業経営者の生き方ではないか……と思うわけです。
 僕はもともと緊張感のある場が苦手な人間なので、社内においては「どうすればみんなリラックスできるか」考え、できるだけ緊張感を与えない場をつくりだそうとしてきました。おおむね、うまくいっているのではないかと思います。
 社外においては「緊張している自分」を冷静に観察しようと思っています。自分を冷静に見ている自分がいると心強いものです。我が社でも、営業や編集の人たちは緊張感のある場に身を置くことが多いのではないかと思います。中には僕と同じように緊張しやすいタイプの人もいるはず。どのように対処しているのでしょう? このあたり、ちょっと気になりますね。

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