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写真家的業務改善行動33 インプットとアウトプット

写真家的業務改善行動33 インプットとアウトプット

おはようございます。
 この土日は外出予定がない。仕事を一気に進めるビッグチャンスなのだが、まだ気持ち的に十分盛り上がっていない。風邪の初期症状か、それとも単なる怠け者か? 午前11時、活動開始。昼食抜きで原稿を書き進める。社内報原稿2本が仕上がった。文字数にして6000字弱といったところ。原稿のスピードが上がると、気持ち的には前向きになる。午後5時以降は休日として過ごす。

情報編集力

ブログを書くのにはいくつも理由があるわけですが、そのうちのひとつは「自分の気持ちを前向きに変える」というものです。僕の場合、書くことで仕事意欲が高まるという傾向があるようです。ブログでは自分の書きたいことを字数制限なしに書けるのですから、必然的に気持ちが盛り上がる。ブログを義務的な気持ちで書くような日は、相当凹んでいる日ということになります。それでも、書いているうちに前向きになれる。
 文章力がアップし、気持ちが前向きになるのですから、これほど僕にとって建設的な活動はありません。もうすぐ、ブログを始めて14年たちます。たぶん20年は続けることになるでしょう。
 僕は情報のインプットとアウトプットということについて、ときどき考えることがあります。ブログを書くというのはアウトプット。社内報の原稿も、社内勉強会も、社外での講演やセミナーも、アウトプット。印刷、出版、広告等、あらゆる日常業務は、そのほとんどがアウトプットといえるでしょう。
 インプットと言えるものは、読書、研修受講、講演を聴く、勉強会に参加して人から情報をもらう……といったものがあります。
 自分にとって、インプットとアウトプットはどのようなバランスがよいのだろう? 単純に「半々の時間」というわけにはいかないような気がします。
 たとえば、学校の先生とかセミナー講師といった仕事に就いている人は、もっともわかりやすい形でアウトプットしている職業といってよいと思います。もちろん、インプットの時間をしっかり確保しているでしょうが、勤務時間の多くはアウトプットに充てられる。「同じことを何度も伝えている」から、もしかするとインプット量とアウトプット量のバランスはとれているのかもしれません。
 ただ、自分のインプットした情報をそのまま誰かにアウトプットするわけではないはず。自分の解釈、アイデア、思いといったものを加えて、価値を高めた情報を誰かにアウトプットする。そうでなければ、学校の先生もセミナー講師も存在価値は低い。僕らの仕事も、単に情報を右から左に流すのではなく、何かを付け加えたり、編集したり、加工することで情報価値を高めているはずです。
 そう考えていくと、インプットした情報が「異なる形となってアウトプットされる」という、至極当然の結論に至ります。
 アウトプットする際、「これはどこからインプットした情報なのだろう?」と疑問に思うことがあります。僕は情報を伝える際には、必要に応じて情報源を明らかにするようにしているのですが、どこからインプットしたのか本当にわからなくなっているものもある。複数の情報を掛け合わせて、その上で自分の考えを加えることが多いからでしょう。

一次情報をインプットする

今の時代、十分に気をつけなければならないのは、「ネットで簡単の情報が得られる」ということでしょう。
 紙媒体やテレビ、ラジオが主な情報収集源だった時代には、インプットの前に「自分の頭で考える」というプロセスがありました。考えなしにむやみに情報収集しようと思っても、必要な情報が集まらないからです。
 インターネットの時代になると、とりあえず「検索する」ことで、何となく情報が集められてしまいます。深く考えなくても、集めているうちに「自分の考えのように思えていくる」。ここが大きな落とし穴なんですね。だから若い者は……というつもりはまったくありません。アナログな世代の人でも、ネット時代の情報洪水に溺れている人がいますし、その逆に、若いのに(若いから?)ちゃんと物事を考えている人もいる。自分で答を見つけたいのか、誰かの答で満足するのかの違いでしょう。
 ネット検索に依存すると、インプット過多という状態になりやすいものです。「わかっている」ではなく、「知っている」という状態。知っているとわかっているの境界が極めて曖昧になってきています。
 同じような意味で、デジタル技術の進歩によって、身についていないのに「できている」ということがあるものです。露出やピント合わせの仕方を知らなくても、ちゃんと写真が写っている。もちろん、知らなくてもいい写真を撮る人はいますし、それでよいのではないかという考えもあります。ただ、写真の世界に深く入り込んでいくと、「できる」と「できている」との間に大きな違いがあることに気づくことでしょう。
 話を戻すと、「わかっている」と「知っている」とでは、雲泥の差がある。インプット過多になると、感覚が麻痺してしまうため、違いがわからなくなる。さらに言えば、一次情報と二次情報の区別がつけられなくなったり、情報における付加価値とは何なのか、理解できなくなっていくかもしれません。
 インプット過多から脱するには、「できるだけ一次情報のインプットを増やすこと」と「アウトプット量を最大化すること」が有効ではないかと思います。世界が情報洪水になっている最大の要因は、二次情報(三次、四次も)が爆発的に増えているからに他なりません。何が一次情報なのか? それがわからなくなっている人は、とりあえず読書から始めるのが正解でしょう。二次情報的な本も多いので選択には慎重を要しますが、紙媒体のほうが一次情報を得やすい。良質な一次情報が頭の中にインプットされていくと、アウトプットの質と量が充実していくことになるはずです。

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