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撮旅・台湾編【3日目】 台南から台中へ

撮旅・台湾編【3日目】 台南から台中へ

あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

2019年の大晦日は台南から台中へ。9時過ぎ出発。まずは埔里を目指すことにした。朝、「何となくおもしろそう」という理由で決めた場所。車で2時間ちょっと。内陸部にある町。11時半頃到着。ガイドには人口6万人と書かれているが、もっと大きな町に感じられる。駐車場に車を止め、まずは昼食。薬膳料理の店に入る。素晴らしく清潔な店で、店の人も親切。注文した品以外に、自宅で採れたバナナとよくわからない果物をおまけにつけてくれた。

昼食後、町を歩く。この町もゆったり歩くというにはデンジャラス。歩道は店からはみ出した陳列棚が塞いでいて、その外側にはバイクがずらりと止めてある。さらに外側には自動車が止まっていることが多い。歩行者はさらに外側、つまり車道を歩くこととなるのである。この不思議なシステムにはまだ慣れてない。

ここから車で20分ほど走り、九族文化村を訪ねる。先住民族の歴史や文化に触れられるような場所をイメージしていたが、そのイメージは明らかに間違っていた。テーマパークだった。ただ、ほんのわずか文化村的な展示があって、その部分だけを写真に収める。不思議なコンセプトの観光施設だ。

5時頃、台中の宿に到着……と思って駐車場に車を止めたら、別なホテルだった。隣の隣が予約してある宿。いったんチェックインしてから車を移動。そのついでに逢甲夜市へ。台南では駐車場に止められず断念したが、再チャレンジだ。あらかじめ駐車場を調べておいた。今度はすんなり駐車でき、夜市を堪能することができた。

逢甲夜市は原宿のようでもあり、場所によっては四条河原町のようでもあった。買い物を楽しもうと思ったが、学生向けの商品がメインのようだ。ここで夕食を食べることにした。大晦日なので蕎麦にしたいところだが、ともかく麺の入っているものを注文。他に焼き餃子と小籠包。なかなかの味。8時半頃宿に戻る。
 ふだんと変わらない感じで年を越すこととなった。まだ2020年の正月という実感はない。

共通点と相違点

それでも2020年となり、今年は大きな変化が起こる一年になるのではないか、と覚悟を決めているところです。僕個人も、自社も、世の中全体も大きく変わることになる。どのように変わるのかは、どのように日々を過ごすのかによって変わってくる。まずは前向きに過ごすことですね。
 台湾を訪れて、僕は何度か「過去の日本」と重ね合わせようとしていました。高度成長期の日本です。僕はその時代について、子供の頃の記憶としてしか残っていませんが、たぶんこんな感じだったのではないか……。異様なまでにスクーターが多いという点は違っていますが、全体の醸し出す雰囲気には近いものがある。
 そんな共通項を感じつつも、明らかに異なっている点があります。それは今が2020年であるということ。50年前の日本とは情報、技術、国際関係、価値観がまったく違っている。ただノスタルジックな視線で町の風景を眺めていると、重要な事柄を見落としてしまうに違いありません。
 写真のありがたいところ。それは「そのとき見落としていても、しっかり画像として記録に留めてくれる」というところにあります。曖昧な考えだったものが、しばらくたってから明確になってくる。よくも悪くもタイムラグがあるというのが写真的。写真家がみんなそうだとは思いませんが、僕の思考にはその傾向が非常に強い。タイミングが遅れないようにするためには、情報をかなり早い段階で仕入れなければならないと思っています。今年は特にその必要性を感じています。

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