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撮旅・台湾編【6日目】 台北と十分

撮旅・台湾編【6日目】 台北と十分

おはようございます。
 台北の宿も朝食付きだった。さすがに台中の宿のようにステーキというわけにはいかない。日本ビジネスホテルの朝食といった感じ。10時頃出発。陽明山を目指す。ただ、頼りとしているGoogleマップのナビがどうもイマイチだ。どうやら立体交差に弱いらしい。高速道路の入口や出口を間違えると、ずいぶん遠回りとなる。30分ほどで着くはずなのに、3倍近く時間がかかってしまった。陽明山では硫黄山のような風景を見学。弟子屈の硫黄山ほどの迫力はない。が、硫黄好きの僕としては十分満足した。

次の目的地は「何となく」という理由で十分駅に決める。駐車場は目的地から少し離れた場所。これまで車を止めた駐車場の中でも、断トツにみすぼらしい場所。大半の人は観光バスでやってくるようだ。他は列車に乗ってくる人。線路の上でランタンを飛ばす……というのがここの名物。

当然気になるのが、飛ばした後、ランタンはどうなるのかということ。ランタンにはレジャーシートのような素材が使われている。木の上や川底にランタンの残骸が見える。伝統文化としては大切にすべきだが、観光向けにはどうなのだろう? ついそういうことを考えてしまうタイプなので、楽しそうな光景ではあるが十分に楽しむことはできない。
 十分老街にある十分寮成安宮のトイレは特筆すべき清潔さ。寄付の箱に少し多めの小銭を入れて正解だった。ただ、観光客の姿はここでは見られない。犬が石段でくつろいでいた。

午後3時、台北駅のそばにある台北地下街へ。ここで残り2日分の服を購入しようと思ったが、ずいぶん見当違いだったようだ。探せばあるのかもしれない。だが、地下街の雰囲気が僕の地下街に対するイメージとかけ離れている。そこで、隣にあるQスクエアへ。求めていたのはここだった。そして、僕の求めていたサイズの服もあった。ついでに、カエルのコーヒーカップも購入。夕食もここで食べることにした。そろそろ日本の食べ物にしようかな。トンカツの店を発見。半月アミに乗ったちゃんとしたトンカツ。7時か8時頃、宿に戻る。

違いを楽しむ

その後、ランタンについてネットで調べてみると、回収活動を行われていたり、素材を紙に変更するなどの対策も一部で進んでいるようでした。ただ、回収は一部しかできないだろうし、火災等につながることもあるようです。観光と環境の両立にはクリアすべき困難な課題がある。いろいろ考えさせられます。
 話は変わりますが、海外に出かけると、ずいぶん考え方ややり方に違いがあることに気づくものです。
 すぐにわかる違いは車の運転に関する違い。オーストラリアでは踏切で一時停止しない……というのもそのひとつですね。これは合理的であるように僕には感じられます。大都市で同じことをすると危険かもしれませんが、北海道なら、オーストラリア方式が合っているような気がします。
 台湾で感じる最大の違いは、芸術的とも思えるほどの車線変更。かなり強引という印象ですが、割り込まれるほうも、割り込みを想定して走っているところがあって、素直に割り込ませています。この阿吽の呼吸が外国人ドライバーにはわかりにくい。僕も大阪に住んでいた頃を思い出して割り込もうと努力していますが、強引さに欠けるところがあるようです。「どうしてここで割り込まないのか?」といった、ちょっとした「間」が何度かありました。加えて、大量のスクーターが存在しますから、台湾の街中を運転するのはけっこう難度が高い。韓国を走ったとき以上ですね。
 そんなわけで台湾でのレンタカーはおすすめできませんが、それ以外のさまざまな違いについては「楽しむ」「興味を持つ」という姿勢が必要ではないかと思っています。
 そもそも、旅行の目的のひとつは「非日常を求める」こと。自分たちの日常と同じだったなら、おもしろみを感じないわけです。まったく違っている、常識はずれである……と思いながらも、その中にひとつかふたつ一致点を発見すると、急に親しみが増してくる……。そんなところに、旅の楽しみがあるのではないかと思います。
 軍のヘリコプター事故があって、台湾総統選挙運動が休止されているようです。ただ、事故前でも選挙運動が行われているという感じがしません。日本の選挙をイメージしていたので、宣伝カーが街中繰り出していると思い込んでいました。唯一見かけたのは、スクーターに乗った宣伝カー。それも候補者名を連呼するというスタイルではなく、ものすごく控えめに宣伝していたように見えました。このあたりの違いも興味深い。旅行者にはまったく選挙ムードが感じられませんが、果たして総統選挙は盛り上がっているのでしょうか?

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