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SDGs経営02 SDGsを当たり前の活動に

SDGs経営02 SDGsを当たり前の活動に

こんばんは。
 早朝から仕事に追われていたら、こんな時間になってしまいました。ブログをアップするのを忘れていました。もう会社はこんな状態です(上の写真)。ちなみに、業務日誌は昨日のものです。
 午前中は原稿執筆。締め切り日を忘れていた。急いで作成。昼はホテルノースランド。北海道新聞の新年交礼会。米沢市長がSDGsに関する本を紹介。僕が読んでいるのは別な本だが、これも読んでみようと思った。2時、八千代で取材。久々の雪。4時少し前に帰宅。風邪の諸症状を感じる。ロータリークラブは休むことにした。7時、夢の蔵へ。中小企業家同友会とかち支部経営指針委員会。活発な議論。会議は3時間に及んでいた。1時間ほどで中座するつもりだったが、最後まで参加することとなった。10時過ぎ帰宅。

SDGsと学校教育

僕の想像するところ、「SDGsとは何ぞや」と言っている人は、少々お年を召した人か、世の中の動きに疎い人であるような気がします。
 今朝、ある資料を読んでいると、「SDGsとは何かという説明は不要です」という学校の先生の話が出てきました。学校にもよるのでしょうが、そこではSDGsについて授業で教えているのでしょう。僕が知らなかっただけで、SDGs教育は当たり前のものとなりつつあるようです。
 こうして学んだ中学生、高校生が数年たつと、就職活動をすることとなります。SDGsに取り組んでいる企業、SDGsは知っていても何もしていない企業、はたまたSDGsという言葉すら知らない企業……。いったい、どの企業に勤めたいと思うでしょうか?
 SDGsは2030年までを期限とする世界の共通目標。一過性のブームのようなものではありませんし、少なくとも2030年まではSDGsの活動内容や進捗度について世界中で問われることになるはずです。
 先のわかりにくい時代の中にあって、2030年までの道筋がハッキリしている数少ない指針といえるのではないかと思います。
 ほとんどの中小企業は地域密着型の企業経営を行っています。「地域の課題解決」のために事業活動を行っていると考えてよいでしょう。地域のためにならないことをやり続けるような企業は、自然に消えてなくなるわけです。これだけでも、すでにSDGs的活動といえそうです。
 問題は、SDGsの中身を知らず、すでに世の中のためになる活動を行っているというのに、その自覚が乏しいというところにあるのではないでしょうか? このため、社員の中には、世の中のためになるいい仕事をしていても、「人の役に立っている」という実感が薄い。これはその人自身の問題というより、企業の問題、経営者の経営姿勢の問題と言えそうです。
 SDGs経営を通じて、社員が働きがいを実感したり、自己重要感を持つこと。そして、経営者やリーダーがその道筋をつくること。このあたりがSDGs経営を進めていく上で、もっとも大切なことのひとつと言えるかもしれません。また、全社員が経営マインドを持ったり、経営指針づくりに参画するという点でも、SDGsは有効な手段ではないかと思います。 

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