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偏愛モノ語り04 余り紙メモ

偏愛モノ語り04 余り紙メモ

おはようございます。
 完全休養日とした。活動らしきことといえば、札幌から商用のために来られたY氏と会ったのみ。それも10分ほど。他はテレビを見たり、本を読んだり、キムチチゲをつくったり。少し不安になるくらい何もしなかった。先週の反動か? 今日から滞っている仕事をひとつずつ片付けていくことになる。

ブルーの紙とブルーブラックのインク

「ホワイトボード」の回で、余り紙メモについて書きました。109ミリ×33ミリの紙片。これが原稿を書く上でもプレゼン資料を作成する上でも欠かせないアイテムとなっています。
 最初はこの中途半端な細長さが気に入りませんでした。正方形のほうが使いやすいと思っていた。けれども、他にメモがなく、仕方なく使い続けているうちにだんだん馴染んできました。
 僕が1枚のメモに書くのは、単語か1フレーズ。平均10文字くらいでしょうか。2行にまたがることはあるものの、3行になることはほとんどありません。だから、短辺が33ミリと短くてもほとんど不自由なことはない。
 ひとつのアイデアを1枚の紙片に書き留めていく。この作業を辛抱強く続けていくと、原稿を書いたり、講演資料を作ったり、何かの構想をまとめたりすることが可能となる。始める前には困難なように思えても、頭の中にある材料を書き出すことで、全体像が見えてくるのです。頭の中を目で見ることはできませんが、頭の中にあるものを文字に書き留めていくと、実際に目で見えるようになる。単純にそれだけの話。
 ノートに書いていく方法もあるでしょうが、ノートの場合はそのままでは順番を変えることができない。パソコンも便利そうに見えて、そうでもありません。画面を見続けると眼精疲労になるため、いったん出力することとなる。過去に、思いつくまま入力し、プリントアウト。それをハサミでバラバラにするというやり方をしていたことがありました。あまり効率がよいと言えない。最初から紙片に手書きするほうが楽でした。
 結局、余り紙メモに落ち着くこととなりました。今使っているメモはカラーの上質紙。色はあってもなくてもよいのですが、なぜかブルーのみ。それも残り5冊となってしまいました。社内にはまだ在庫があるのだろうか? ともかく、この余り紙メモにブルーブラックのインクで文字を書く。これがいい感じなんですね。急いでいるときにはジュースアップ、じっくり考える際にはキャップレスを使います。筆記具もさまざま試しましたが、今はこれで落ち着いています。不安材料は余り紙メモの在庫切れだけですね。
 どの印刷会社でも必ず余り紙が発生します。これには2通りあって、ひとつは全判の紙が少量余ってしまう……という余り紙。もうひとつは製本の段階で断裁されて捨てられることになる、パンの耳のような部分。僕がメモに使うのは後者のほう。どんなに効率よく紙を使っても必ず発生する。印刷物の仕上がりサイズが変形のものだと、ずいぶんたくさんムダな部分が出るものです。
 たぶん、どの印刷会社もメモ用紙には困っていないことでしょう。余り紙メモはいくら大量につくっても売上につながりませんから、時間が余ったときにつくって配る程度のもの。いわば半端物。そんなちょっと不憫な存在でもあるのですが、僕にとってはアイデアを生み出す必須アイテム。工場の稼働率は高くあってほしいけれど、ときどき製造してほしいと思っています。

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