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SDGs経営05 まず言葉の理解から

SDGs経営05 まず言葉の理解から

おはようございます。
 朝礼の場で永年勤続表彰が行われた。今年の対象者は4名。ひとりが勤続30年、他3名は勤続20年。表彰後に少しだけ話をさせていただいた。同じ会社に10年、20年と勤めると、自社のよいところも悪いところも、困ったところもよくわかるもの。自社のマイナス面が我慢ならず、辞めていく人もいるだろう。20年、30年勤め続ける人は我慢強いというだけではない。プラス面もマイナス面もわかった上で、自社に何かしらの愛着を感じているからではないか……。実際はどうかわからないが、4名に表彰状を手渡しながら、僕はそんなことを考えていた。
 午前中は会社でアイデアを引き出す作業。本当はスロウの入稿をするつもりだったのだが、少し急ぐ必要があった。午後は自宅で仕事をする。まずは爆発的に散らかった書斎を片付ける作業から。このあたり、20年間まったく進歩がない。午後3時頃から校正作業。僕の計算では6時頃に終えるはずだったが、やり残した。6時50分、なかもりへ。7時から帯広ロータリークラブ次年度理事会。9時半頃帰宅。

わかりやすく分解する

SDGsといっても、何から取り組んでいったらよいのかわからない……。そう考える人は多いでしょう。僕もどこから手をつけていったらよいのか思案しているところです。
 ただ、難しく考える必要はないんですね。何故なら、僕らはすでにSDGsに沿った企業活動を行っているのです。まずは、自社が行っている活動をSDGsの17の目標と169のターゲットに対応させてみればよい、ということになります。
 中小企業家同友会の「人を生かす経営(労使見解)」「経営指針成文化と実践の手引き」「働く環境づくりの手引き」などに載っている内容は、SDGsと非常に関係の深いものです。
 とりわけ、目標8「働きがいも経済成長も」が、同友会の半世紀にわたる運動と密接に関連しています。目標8にはこう書かれています。
 「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」
 これを1回読んだだけで理解できる人がいたら尊敬してしまいますね。僕は3回読んでもわからなかった。わかりにくいときには分割すればよい。この文は、「包摂的かつ持続可能な経済成長」「すべての人々の完全かつ生産的な雇用」「働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)」の3つからなっています。
 まず、「包摂的」という言葉がわかりにくいですね。大辞林によると、包摂とは「一つの事柄をより大きな範囲の事柄の中にとりこむこと」とあります。「誰ひとり取り残さない」という意味でよいのかな? 「誰も取り残さず持続可能な経済成長を遂げる」というのが最初の部分。真ん中の「すべての~」はわかりやすい。問題は最後の括弧内にある「ディーセント・ワーク」でしょう。
 ディーセントとは、「きちんとした」「まともな」「適正な」という意味。わざわざこの言葉が使われているのは、ILO(国際労働機関)の目標に掲げられているからのようです。
 「働きがい」と「人間らしい雇用」とでは意味合いが異なってきますが、この両方を整えていくのが同友会会員企業の目指すところといえます。
 目標8の各ターゲットを見ていくと、「開発重視型の政策を促進し、中小零細企業の設立や成長を奨励する」(8.3)と書かれています。これは帯広をはじめ各自治体で施行されている中小企業振興基本条例にも関係してきますね。 

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