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偏愛モノ語り05 USBメモリ

偏愛モノ語り05 USBメモリ

おはようございます。
 朝は校正作業。続いて、別件の校正作業。昼は帯広ロータリークラブ例会。帰りにSDGsに関する本を購入。午後は同窓会報の原稿依頼と制作準備。思ったよりも時間がかかる。気づくと夕方になっていた。

今は昔……

仕事では常に大量のデータをやりとりします。今の時代、毎日何GBものデータが飛び交っている。パソコンを使って仕事をしている人はそんな感じでしょう。
 パソコンのない時代は、原稿、写真、指定レイアウトを直接出版社に届けていました。あるいはバイク便を使っていた。原稿だけの場合はFAXで送ることもありました。M氏がFAXを使い始めた1987年頃は、個人で使っている人はほとんどおらず、西荻窪の電器屋さんもFAXのことをよく知りませんでした。そのため、感熱紙のロール1本を数千円で売りつけられそうになったことがあります。
 その後、データ入稿するようになったのですが、当然ながらすべてデータでというわけにはいきません。テキストのみデータで届ける。媒体は3.5インチフリッピーディスク(FD)です。2HDの場合、容量は1.44MB。これに無理矢理写真1枚を入れたこともありました。写真を複数枚入れるようになったのはMOが普及してからのこと。FDとMOの時代が長く、帯広にUターンするまでそんな物理的なやりとりが行われていました。
 ソーゴー印刷に入社した2000年もMOでのやりとりが多かったと記憶しています。FDはほとんど使わなくなった。社外の人からはCDを受け取ることがありました。そうして、いつの頃からかUSBメモリでのやりとりが増えていくことになりました。僕の記憶では職能研修に頻繁に参加するようになってからのこと。最初は16MBのUSB。だんだん容量が増えていき、そのうち単位がGBになった。当時はすごい容量のように思えました。
 その後、みんなそうだと思いますが、物理的なやりとりをしなくなっていくことに。オンラインストレージサービスを使うようになったためです。GB単位のデータも気軽に送れるようになった。その結果、USBメモリはほとんど使われなくなった。使うのはインターネットの具合がおかしくなったとき、または特定の人物とのやりとりのみ。
 USBメモリでおもしろいと思うのは、いつの間にか自分の手元からなくなってしまうというところにあります。今は見かけませんが、横断歩道の横断旗が片方に集まってしまうような現象が起こる。僕は10個以上USBメモリを持っているはずなのに、今手元にあるのは写真の1個のみ。誰のところに集まっているのか……。不思議ですね。
 陸別のしばれ君USBはデータのやりとりのために、何度か僕の手元から旅に出ていますが、必ず戻ってきて今に至っています。このくらいインパクトのある形状なら「返却しよう」という気持ちになるのかもしれません。
 そのしばれ君USBも今では使われることなく、立ち尽くすのみ。データのやりとりは、僕の場合ほとんどドロップボックス。社内の人たちは共有フォルダ。僕の机の引き出しには未使用のCD、DVD、BDがたくさん眠っています。これらも使われる機会はなさそうです。物理的にやりとりすることがあるとすれば、今はポータブルハードディスクくらいでしょうか。
 720KBのFD(2DD)からTBのHDまで。すごい変化です。そう遠くない将来、PB(ペタバイト)の時代がやってくるのかもしれません。

ソーゴー印刷株式会社

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