
おはようございます。
朝7時45分、帯広空港へ向かう。8時25分着の便でやってきたI氏を迎える。9時20分頃出社。さまざまな情報を教えていただく。イギリスと中国の動きがおもしろかった。昼、帯広駅までお送りする。午後2時頃帰社。3時10分来客。岩見沢のW氏と同友会のI事務局長。しばらく話をしてから、一緒に北海道ホテルへ。5時、北海道中小企業家同友会とかち支部新年交礼会。
第1部は新春講演会。講師は札幌新陽高校校長の荒井優氏。テーマは「ソフトバンクから学校経営に転身 ~常識の破壊、そして改革~」。ソフトバンク社長室、ばんえい競馬の運営、そして校長という異色の経歴。入学率55%という定員割れだった高校が、荒井氏の就任1年で115%に改善したという。
第2部は新年交礼会。今年は歓談の時間がたっぷりあったような気がした。さまざまな話題が飛び交っていた。7時45分終了。K氏の車に乗せていただき、街中へ移動。講師を囲む会に参加。飲み過ぎないようビールに限定。10時過ぎ帰宅。
学校現場の先進性
荒井氏の講演の最後のほうで3分間のビデオが流されました。それは高校生がSDGsについて日本語と英語で説明するという動画。アドビの動画編集ソフト、プレミアプロを使った映像表現は、なかなかのものでした。
どのくらい時間をかけたのかわかりませんが、高校生でここまでできるのか。しかも、驚いたことにソフトの使い方は学校では教えていないとのこと。自分たちでネットを駆使して調べて、使い方をマスターする。デジタルネイティブ世代ならではというべきでしょう。
後で尋ねてみたところ、荒井氏が校長を務める札幌新陽高校では、SDGs教育を行っているとのことでした。単にビデオ制作のためということではないようです。SDGsについて全員が学び、それを広く伝えるためにビデオを作成する。どちらかというと、SDGsの認知度は世代が上の人ほど低い。10代、20代の人たちが積極的に情報発信していくことで、SDGsが当たり前の世の中となっていくのではないか? ますますそう思えるようになってきました。
僕が近年感じているのは、若い人ほどプレゼンテーション能力が高いということです。これは世代的な理由というよりも、学校教育の中にプレゼンが盛り込まれているからではないかと考えています。実際のところはわかりません。ただ、僕の見るところ、当たり前のようにパワーポイントを使いこなしますし、プロのような話し方をする人もいます。
ビデオに登場していた高校生も、僕にはずいぶんプロっぽく感じられました。そのままSDGsの教材として使えそうな内容。こういうものが学校だけではなく、企業にもあるとよいですね。我が社でもビデオを制作してみたいと思いました。
これとは別に、S社のI社長と話をしていたら、「社内でSDGsセミナーを開催した」という耳寄り情報が出てきました。SDGsは学校現場と一部の先進的な企業から広がっていくのかもしれません。