高原淳写真的業務日誌 > SDGs経営 > SDGs経営15 歴史的意義

SDGs経営15 歴史的意義

SDGs経営15 歴史的意義

おはようございます。
 朝は会議の準備。10時半、中小企業家同友会とかち支部事務所。「人を生かす経営」推進連携会議。札幌へ出向くことができなくなったため、帯広からWEBで参加することとなった。僕はまだWEB会議に慣れていないが、支障なく進められていった。事務所で弁当をいただく。12時15分からは第3回常任理事会。松本支部長と僕がWEB参加。僕は中同協経営労働委員会と企業変革支援プログラム改訂プロジェクトの報告を行ったが、わずか3、4分の報告では伝わらないだろう。別な伝え方を考える必要がある。3時過ぎ終了。3時半帰宅。2時間ほど仕事。雪が積もっている。恵方巻きを半分食べ、再び同友会事務所へ。6時半、とかち支部四役会。8時過ぎ帰宅。

1万年ぶりの格差解消へ

中同協第3回経営労働委員会2日目、ILO駐日事務所プログラムオフィサーの田中竜介氏による講演の冒頭部分が、数日経った今も気になっています。「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」の一部を抜粋したもの。

今日我々もまた、偉大な歴史的重要性を持つ決定をする。我々は、すべての人々のためによりよい未来を作る決意である。人間らしい尊厳を持ち報われる生活を送り、潜在力を発揮するための機会が否定されている数百万という人々を含む全ての人々を対象とした決意である。我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代にもなるかも知れない。我々がこの目的に成功するのであれば 2030 年の世界はよりよい場所になるであろう。

これは2015年9月25日第70回国連総会で採択されたもの。上の文章は「宣言」の50番目「新アジェンダの歴史的意義」として書かれています。人類の歴史の大きな転換点とすることを宣言している。特に後半の「貧困を終わらせることに成功する最初の世代」と「地球を救う機会を持つ最後の世代」というところ。確かにその通りだと思います。
 2030年という年も、2020年と同じようにやってくるとは思いますが、そのとき「よりよい場所」になっているのかどうか。それはこれからの10年にかかっている。すでに5年近くを費やしています。しかし、ここから急ピッチに進めていけば、貧困を終わらせることも、地球を救うことも(「救う」という言葉が適切かどうかは別として)不可能ではないはず。
 歴史を考えて見ると、人々の間で格差が生じることとなったのは、狩猟・採集生活から農耕・牧畜生活に移行した時期とされています。
 約1万年前、中近東。コーカサス地方、ヨルダン、シリアのあたり。なぜ、農耕や牧畜をするようになったのか? 狩猟・採集生活のほうがずっと楽だったはず。これには「人口増加」と「気候変動」の2つの説があるようです。いずれにせよ、狩猟・採集では十分な食料が得られなくなった。必要に迫られて農耕・牧畜が行われるようになり、多くの人口を維持できるようになったわけです。
 農耕・牧畜には狩猟・採集とは比較にならないほど、豊富な知識を必要とします。情報格差が貧富の格差となり、やがて身分の格差につながっていく。つまり、1万年前あたりから「貧困」という概念が形成されていったのではないでしょうか? 
 1万年ぶりに格差解消に向けて大きく踏み出す。ここにSDGsの歴史的意義を感じます。人類史上最大のチャレンジといってよいかもしれません。

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌