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偏愛モノ語り16 中綴じホッチキス

偏愛モノ語り16 中綴じホッチキス

おはようございます。
 朝7時45分出発。本別にある北海道立農業大学校へ。8時50分到着。9時から3時間にわたって、6次産業化論の講義を担当する。といっても、僕は農業について知っているわけではない。仕事観とブランディングの話が中心となる。午後1時過ぎ帰宅。昼食。
 次の予定は2時半だったはず……と思っていたら、電話が鳴った。来客の予定は1時半だった。急いで会社へ。あすなる会の方々と打ち合わせ。3時、帯広ロータリークラブ事務所。資料複写第3弾。ほぼマックスと思えるペースで進めていく。複写が必要な資料、写真はすべて撮り終えた。あとはドキュメントスキャナーの出番。最後に1回、たぶん1時間程度で完了するに違いない。5時過ぎ、いったん帰宅。30分だけ仕事をしてから夕食。
 6時半、とかちプラザ。7時から帯広経営研究会2月例会。月刊「理念と経営」の記事を使っての、フリーディスカッション討論例会。異業種の事例をさまざまな角度から考え、ディスカッションする。いろいろな見方があっておもしろいと思った。9時半帰宅。

ホッチくる HD-10V

僕の持っている文房具の中で一番ハードな使い方をしているものは何だろう……。そう考えていくと、飛び抜けて酷使しているものがありました。それはマックスの「ホッチくる HD-10V」なんですね。中綴じホッチキスの入門編みたいな製品。外観は普通のホッチキス。なので、普通のホッチキスとしても使っています。
 しかし、本領を発揮するのは、何といっても中綴じの小冊子を作るとき。マガジン部分(針の入っているところ)を90度回転させることで、中綴じ製本できるのです。といっても、綴じ枚数の能力は15枚ほど。60ページ以内の小冊子に限定されます。
 このホッチキスはずいぶん前から持っていたような気がします。たぶん、1990年代だったような気がしますが、記憶は定かではありません。今使っているのは帯広に来てから買い換えたものかもしれません。
 ハードに使うようになったのは、次世代幹部養成塾がスタートした2009年11月。講義に使うテキストをオルフィスで出力する。毎回A5サイズで20数ページになる。まず、A4両面に出力し、半分に折る。それから「ホッチくる HD-10V」で中綴じ製本していくんですね。この作業、数冊程度ならとっても楽しく進めることができます。けれども、20数名分ともなると指や手首が痛くなってくる。
 これをいつ行っていたのかというと、たいていの場合、前日の夜でした。かつて、次世代幹部養成塾は月2回月曜朝開講と決まっていましたから、日曜日の日中にテキストをまとめて、夜に出力・製本していたのです。
 次世代幹部養成塾の小冊子は第3期の途中まで作り続けました。それ以降は、レジュメ+資料に変更。伝えたいことはほぼ一巡し、あとは社内報等で補足すればよい程度となったのです。それでも、おおよそ50講座分の小冊子。相当なボリュームがあります。これを一冊にまとめて出版したいという野望を持っているのですが、まだ実現していません。途中から次世代幹部養成塾に参加した人のためには、一冊にまとまっているほうがよいだろうな……。
 ホッチキスの話に戻します。僕はホッチキスは商標であり、ステープラーと呼ぶべきだと思っていました。どうやら、いつの間にか普通名称化していたようです。さらに、ホッチキスとホチキス、どちらで呼ぶべきなのでしょう? NHKはホチキスのようですが、僕はマックスに倣ってホッチキスと呼ぶことにしました。
 「ホッチくる HD-10V」は600円ちょっとの製品なのに、11年に及ぶ僕のハードな使用に耐えています。たぶん僕の引退まで活躍し続けることでしょう。

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