
おはようございます。
早朝に雪かき。その後、半日休日として過ごす。午後に入ってからパソコンに向かう。フォトショップを使った画質調整作業がメイン。どうもうまくいかない。まだ近距離に焦点を合わすことに目が慣れていないようだ。無理に合わせ続けるのは目に悪そう。作業途中で仕事を終えることにした。
商品カタログ2020
先日、ある打ち合わせをしていたら、「ソーゴー印刷株式会社 商品カタログ2020」という小冊子が出てきました。いつの間にできていたのだ? 確か、昨年末に頼まれた原稿を担当編集者に渡しましたが、完成していたとは知りませんでした。どうやら、社内のみんなは存在を知っていて、すでに活用しているらしい。知らなかったのは僕だけなのか?
それはともかく、中のページを開いてみると、ここ数年で我が社の商品、というよりも事業領域がずいぶん広がっていることに改めて気づきました。
人によっては、いろんなことに手を出している……とネガティブに捉えるかもしれません。こうした考えの根底にあるのは、事業活動は「選択と集中」に徹するべきだというもの。確かに、そういう考え方もあります。経営資源が豊富とは言えない中小企業は事業をできるだけ絞り込むべき。過去に受けた研修の中でそう教えられたこともありました。
今は少し状況が異なります。集中させすぎるとリスクが高まる。そんな時代になっているのです。10数年くらい前であれば、経営環境の変化は今よりもゆっくりしたものでした。10年くらい前からでしょうか。ものすごく変化が激しく、1ヵ所に留まっているとどんどん遅れていってしまう。そんな感覚はないでしょうか?
できるだけ経営資源を集中させないと事業を軌道に乗せることはできない。そう思いながらも、複数のことを同時に進めていく必要がある。矛盾を感じながらも、全体としてはやや幅広い事業・商品を整えていくことが求められているのではないか。僕はそんなふうに捉えています。
そうして「商品カタログ2020」を見ていくと、ただ闇雲に広げているわけではないということに気づくはずです。事業領域は広がっていますが、事業テーマは絞られている。事業に一貫性があると僕は確信しているのです。
事業では「飛び石を打つな」といわれることがあります。広げていく場合は、自社の強みの周辺に事業をつくっていく。印刷会社が「自費出版事業を始める」というのは周辺事業。フリーマガジンや商業出版事業を始めるのは、少しだけ飛び石ですが、大きく離れているわけではありません。我が社ではツアー事業が本業から一番離れた事業といえそうです。
しかし、これとて我が社の経営理念に照らし合わせると、何の矛盾も感じられません。事業領域(ドメイン)というものは、自社の成長の可能性を閉じ込めておく固定観念に近いようなものなのでしょうか? そこまで言い切ることはできないにしても、もうそろそろ事業領域という思い込みから自社を解放させ、何でも自由に活動できるようにするほうがよいのではないかと思います。
ただし、何でもいいと飛びついてしまうのはリスクが高すぎますから、テーマは絞っておくべきだというのが僕の考えです。
我が社の人たちは僕から言われるまでもなく、そのように考え、行動しているようです。そのことが十分伝わってくるような商品カタログでした。
目に見える商品をじっと眺めていると、目に見えない何かが見えてくるということがあります。印刷物からもWEBからも各種媒体からもそれが伝わってくる。事業活動の根底にはメッセージが必要であり、そのことを意識してつくられた商品からは何かが伝わってくる。我が社は単にモノを販売しているのではなく、商品にメッセージを込めて、コミュニケーションを促進するような活動を行っている。我が社の場合、そのようなところに事業テーマがあるのではないかと僕は考えています。
