高原淳写真的業務日誌 > 学習記録 > 学習記録03 「人を生かす経営 ~求人と共育、我社の実践~」(敬禮匡氏)

学習記録03 「人を生かす経営 ~求人と共育、我社の実践~」(敬禮匡氏)

学習記録03 「人を生かす経営 ~求人と共育、我社の実践~」(敬禮匡氏)

おはようございます。
 午前10時来客。午後1時15分、緑園中学校へ。1時半、キャリア教育の一環として90分の講義を担当させていただく。テーマは「働くために必要なコミュニケーションスキル」。ふだんは大学生、社会人向けに行っているテーマ。理屈っぽくなりやすい。ビジュアルを多用して親しみやすく変えてみた。ただ、考えてみると中学1年生という年代は、案外難解なことを理解する能力を持っているもの。言葉の定義をきちんと伝えれば、理解力は高い。レベルをまったく落とすことなく、90分話し終えた。
 3時半、同友会事務所へ。WEB会議で全道共育委員会にオブザーバー参加。僕の参加目的は委員会後半に行われる公開学習会。4時、「人を生かす経営推進」公開学習会として、(株)レイジックス代表取締役、敬禮匡氏の実践報告が行われた。「人を生かす経営 ~求人と共育、我社の実践~」というテーマ。モニーター上にパワーポイントのスライドが映し出され、スピーカーから敬禮氏の声が聞こえてくる。eラーニングのような感じ。ふだんの例会、講演会とは異なるものの、まったく不自由はない。それ以上に、深く考えさせられる報告内容だった。6時帰宅。
 本来であれば、次世代幹部養成塾が行われる日。今回と次回の2回分、開催を見送ることにした。現時点で十勝から感染者は出ていないが、細心の新型コロナウイルス対策が必要だ。仕事を終えた人は、1時間でも早く帰宅し、体調を万全にし、翌日の仕事に備えるほうがよい。

学ぶ・実践する

この日圧巻だったのは、やはり敬禮氏の実践報告でした。創業者の持つ迫力、突破力のようなものが伝わってきました。絶体絶命と思われる場面において、自分が同じ立場だったならどのように意思決定したのだろう? 経営者として、最初のうちは疑問手を打ちながらも、自己変革のチャンスを着実にものにして打つ手の精度が高まっていった……。そのストーリーに引き込まれると同時に、何か圧倒されるものを感じました。創業者、または創業者タイプの人だけがこうした圧倒的パワーを持っている。後継者にはない素養であるような気がします。
 敬禮氏の話ですごいなぁと思ったのは、創業者でありながら、緻密な理論を組み立ててそれを社内で実践しているところ。ある時点で、ギアチェンジしたに違いありません。最初のうちはKKD(勘・経験・度胸)の経営だったのに、ある時点から科学的経営が取り入れられている。熱いだけではなく、クールな部分もあって、それが見事に融合されている。このあたり、僕にはちょっと真似できそうにありません。
 とはいえ、参考になる取り組みがいくつがあって、僕は気になったところをできる限りメモしてきました。「チーム・レイジックス・5つの力」はよく練られた考え方だと思いました。このあたり、公開学習会以外の場でも聴いてみたい話です。
 ただ、経営の根底にあるのは同友会の基本思想である「労使見解」に他なりません。さまざまな葛藤を経て、「社員は共に生きるパートナー」と思い至り、「社員を無条件に信頼する」という自己姿勢、経営姿勢を持つようになった。ここに潔さのようなものを感じます。だからこそ、人が育つし、逆境に立ったときに組織力が発揮されることとなるのでしょう。
 敬禮氏の経営センスは並みではないな……と思いつつも、「いや、待てよ」と考え直しました。1時間半の実践報告の中では触れられていない出来事、困難、トライ&エラーが山ほどあるに違いありません。そうした事柄一つひとつに本気で体当たりした結果とも言えますし、逆風が吹いている時期に地道な勉強を積み重ねてきたことも大きかったはず。
 企業経営にはよいとこも悪いときもあるわけですが、「学ぶ」「実践する」を何度も繰り返すほかありません。運がよいかどうかというよりも、運を引き寄せるくらい努力とチャレンジをすることが重要なのだ。そんなことを学んだ学習会でした。

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌