
おはようございます。
朝5時40分から早朝撮影。音更、池田方面へ。素晴らしい風景が広がっている。8時頃帰宅。自宅で仕事をする。
新型コロナウイルスのため、道内小中学校が休校となった。十勝からも初となる感染者が出た。人々の生活に与える影響はもちろん大きいが、経済及び企業経営への影響がどのようなものになるのか、注視せねばならない。社内では対応策や在宅勤務のルールといったメールが飛び交っていた。
リフレーミング力を活用する
一昨日の活動になりますが、緑園中学校で行った講義について記録しておこうと思います。翌日から休校に入るという発表がなされた日でした。
講義のテーマは「働くために必要なコミュニケーションスキル」。学校から与えられた演題。数年前、帯広畜産大学の就活サークルで講義を行ってから、何度か同様のテーマで話す機会がありました。ただ、中学生に向けて話すのは初めて。心理学の話が一部含まれています。仕事観と心理学が半々くらい。僕は専門用語を解説しながら話していきました。
45年前、僕が中学1年生だった頃は、いったいどんなことを考えていたのか? 勉強以外で一番考えていたのは、世界平和についてでした。僕は仕事観の話をした際、「自分、家族、会社、地域、日本、世界へと関わりを広げていき、自分のまわりによい影響を及ぼすことが大事」といった話をしました。けれども、45年前の自分は、自分の身のまわりのことにはあまり関心がなく、いきなり日本と世界について考えていたのです。浅はかな子供時代でした。
とはいえ、そういうプロセスを経て成長するのも悪いことではないかもしれません。講義の前半、何人かの中学1年生に質問をしてみました。45年前の僕に近い回答をする生徒がいました。きっと、今の時代ならSDGsについて学ぶと目を輝かせるに違いありません。2030年、目の前にいる生徒の大半は、社会人になっているはずです。その時点で、SDGsの目標は達成されているのかどうか? 2030年にはどんな世界になっているのか? 今日の世界にはやっかいな問題が山積しているわけですが、今よりもよい世界に変えていくことが現役世代の務めと言えます。一人ひとりの影響力は小さなものであっても、よい方向へ向かって活動していかねばなりません。
仕事観にしろ、コミュニケーションの話にしろ、僕が一番伝えたいと思ったのは「リフレーミング」についてでした。
「真実はひとつ」という思い込みが対立を招いたり、自分の可能性を狭めたりしている。事実や出来事はひとつであっても、人の数だけ解釈の仕方があり、その人にとっての真実は一人ひとり異なるもの。ですから、物事を一方向から眺めて決めつけるのではなく、異なる複数の視点を持つことが大事。そういう習慣を中学生の頃から身につけていれば、大人になったときに世界を見る目が違ってくるのではないでしょうか?
仕事には「経済的に豊かになる」「自己成長」「社会貢献」という、少なくとも3つの目的があります。ひとつの視点だけではバランスのとれた社会人とはなりにくい。成長とともにリフレーミング力は自然とついてくるものかもしれません。けれども、「別な立場から見たらどんな風景に見えるのだろう?」と常に意識している人は、それほど多いようには思えません。世界がなかなか平和にならないのは、一方の視点に偏りすぎているからなのではないか? 当然ながら、僕の中にも偏見や思い込みがありますから、気づいたときにはリフレーミングするようにしています。
コミュニケーションでは「自分自身のリフレーミング」が大事ですね。自己イメージは偏っていることが多い。ある程度年をとってから自己イメージを修正することもあるのですが、できれば10代、20代のうちに修正しておくことが望ましい。中学生のうちにそれができれば素晴らしい人生になるような気がします。
