
おはようございます。
午前中は自宅で写真選び、データ修正、入稿作業、簡単なマニュアルづくりを行う。午後3時頃出社。来客。新型コロナウイルスに伴う講演延期(または中止)の件で、わざわざ来社いただいた。異業種の方々が受けている影響について情報交換。ちょうど同じ時間帯、H社さんも来社されていた。我が社のWEB会議等、最近の取り組みに関する話らしい。僕は社長と情報交換。この機会に「商品開発に力を入れる」と話されていた。5時頃帰宅。ごく短い原稿を書く。次に長い原稿に取りかかろうと思ったが、準備不足であることが判明。土日の作業にしようと考え、仕事を終える。
地域思い
働き方改革について、特に考えが変わったというわけではないのですが、もっと臨機応変に捉えるべきだと考えるようになりました。それは新型コロナウイルスの問題が深刻化してからのこと。会社として働き方改革を後退させることはないものの、「会社を守る」ための活動に集中することが何より重要。その点においては社長も社員もありません。
今のところ極端に負荷がかかっているような人は社内にはいませんが、非常事態が長く続くようになると、どのようなことが起こるのか予測がつきません。能力のある人、責任感のある人ほど多くの仕事を背負い込むこととなる。負担が偏らないよう、注意深く見守る必要がありそうです。
僕も、仕事と勉強を時間をしっかり確保し、意味の薄い時間を減らさねばなりません。意味の濃い薄いはハッキリ区別しにくいところがありますが、自分が薄いと感じているものについて減らす努力を試みよう……。今年は本当に大切なことに時間を使わなければなりません。
昨日、「この機会に商品開発する」というH社さんの話を聴いて、こういう会社は強いと改めて感じました。来客数が減少し、大変な状況ではあるのですが、これをプラスにリフレーミングしている。それだけの財務基盤があり、可能思考力を持った人財がいる。こうした企業は十勝の中にいくつもあるのではないかと思います。それぞれ、今、どのような動きをしているのか興味深いものがありますね。
21世紀に入ってから「数10年に一度」といった出来事が頻発しています。その中でも今回の新型コロナウイルスによって引き起こされた経営環境の激変は、最大級のものと言ってよいでしょう。これが引き金になって世界恐慌にならなければよいのですが、最悪の事態をも想定しておかねばなりません。
地域企業で働く僕らとしては、世界を変えるということにはならないわけですが、「十勝」あるいは「北海道」という地域が、少しでも好ましい方向へ向かうよう、最大限力を尽くすことが求められます。
我が社にできることは紙媒体と電子媒体を駆使して、価値ある情報を発信することです。紙媒体の場合は、月1回とか年4回といったサイクルになる。もっとタイムリーに情報発信するため、今後はWEBサイトのほうに力を入れていくことになるでしょう。
我が社のみんなと話したり、日報やメールを読んだりすると、誰ひとり例外なく「地域思い」であることが伝わってきます。移住者の社員も地域思い。仕事を通じて北海道や十勝のために何ができるのか考え、思ったことを素直に行動に移している。それは商品開発とはちょっと異なるのですが、長い目で見ると、きっと我が社の商品に育っていくに違いありません。
大変は大変なのですが、2月以降の我が社の動きには実に興味深いものがあります(部外者的な言い方になってしまいました)。こんな機会は生涯二度とないでしょう。新型コロナウイルス発生以降、何が起こって、人々は何を考え、どのように行動し、自社や地域社会はどのように変わったのか。このあたりを可能な限り記録しておこう……。ここ数日、そんなことを考えています。我が社の理念の中には「記録する」というキーワードがあるからです。