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SDGs経営27 地域企業としてのSDGs

SDGs経営27 地域企業としてのSDGs

おはようございます。
 午前中は講演資料のチェック、ZOOM会議の準備、事務的作業。昔のiPhoneをWEBカメラとして使用することにした。露出補正ができ、いい具合に映るようになった。午後1時、自宅にクナウマガジンの6名が集まってきた。ウイルスに感染してはいないはずだが、集まられるのは困るなぁ……。在宅勤務の2名とZOOMを使ってミーティング。部門のコア・コンピタンスがテーマらしい。僕は部外者。コーヒーを淹れた後、書斎にこもって仕事をする。夕方、会社にいるO氏とZOOMの動作確認。最初からZOOMでやればよかったと思うほど軽快な動作だ。

大企業との違い

今日は夕方から中小企業家同友会とかち支部環境部会総会が開催され、その後、僕が実践報告をすることになっています。
 テーマは「SDGsからコア・コンピタンス経営へ ~地域企業の課題と我が社の事例~」。ずいぶん立派な演題をつけてしまいました……。
 いつも「テーマはどうしますか?」と尋ねられて、1日か2日で演題を決めています。演題が決まってから、具体的な話の中身を考える。立派な演題をつけてしまうと立派な中身にしなければなりません。気軽に講演を引き受け、気軽に立派な演題を決めると、後から苦労する。今回はそのパターンに近い。よく考えると、我が社にはさほど立派な事例はまだないといってよい。すべてはこれから始まるのです。
 したがって、事例の部分は「今現在の取り組みについて」の話であって、成果の話にはならない。まあ、ありのままを素直に話すということに尽きるわけです。たぶん、聴き手の方々も成功事例の話を求めているわけではないでしょう。同じ地域で事業を営んでいて、SDGs経営を一緒に進めて行ければよい。そんなスタンスだと思います。
 今日の講演の中で比重を置いているのは、理論面のところです。大企業と中小企業ではSDGsの取り組み方、考え方、目指すところにずいぶん違いがあるのではないか? 僕はそんなふうに捉えています。大企業は投資家の意向を無視することができないに違いありません。ですから、必然的に利益第一主義になりやすい。これはやむを得ないことであり、そうした制約の中でどれだけ社会のためになるような事業活動を行うのか。ここに存在価値があるのではないかと思います。したがって、SDGsも自社のブランド力向上のために行っているという側面が見られます。SDGsの活動内容を見ると、どの大企業も非常に見栄えがよいのです。
 地域企業、中小企業はそうしたやり方から一部学ぶ必要があるでしょう。けれども、根本的に目指しているところに違いがあることも知っておかねばならない、と僕は考えています。
 地域企業の目指すところは「利益の最大化」ではなく、「地域内での調和のとれた発展」でしょう。地域にとって存在価値のある企業かどうか。そして、自社で働いている人たちにとって好ましい会社なのかどうか。このあたりが出発点となって、自社のSDGs経営を進めていかねばなりません。
 そう考えると、必然的に同友会の「労使見解」がベースとなる。SDGsの目標8のところ。ここがちゃんとしていなければ、他のどの目標に取り組んだとしても意味がないのではないか? 
 そこで、ここ数年どの会社でも進められている「働き方改革」について考えることになるわけです。自社の働き方改革は、本当にSDGsの目標8に沿ったものなのかどうか? 働き方改革によって起こっている弊害や矛盾についても考えねばなりません。
 今日の持ち時間は90分。たっぷり話すことができるわけですが、僕としては迷いや悩みの部分が多く、聴き手の方々から意見やアドバイスがほしいところ。経営指針委員会や研究会では労使見解や働き方改革について議論する機会がありますが、経営指針以外の場でそうした話をする機会はほとんどありません。環境部会メンバーの方々の意見から得るものがあるような気がします。報告を少し早めに切り上げ。意見交換の時間が設けるのもよさそうです。

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