
おはようございます。
何かすべきことがあったはず……。そう思いながら、急ぎではない仕事をいくつか進める。全体としてのんびり感が漂っていて、一日の半分以上は休日として過ごす。何か重要なことを忘れている。そう感じながら眠る。今朝になって、急に思い出した。我ながら、驚きの忘却力だ。

できないかもしれないが、成し遂げなければならない
僕のスケジュールはすべてGoogleカレンダーに記入されていて、重要度の高いものには★印を加えています。その★印が抜けていました。このため、「何かあったはず」と思いながら、すっかり見落としてしまったんですね。気づいたのが今朝でよかった。そう考えるしかありません。まだ丸一日ある。これが当日だったら、ビックリでは済まされないだろうな……。
何を忘れたのかというと、帯広ロータリークラブの例会のビデオ収録。正確に言うと、3月、4月は休会であるため、例会の代わりとしてWEBサイトにアップするためのもの。時間は30分弱。中身はだいたい考えているので、パワーポイントの資料づくりにさほど時間はかからない。ただ、その前段階のスキャニングと画質調整に時間がかかりそうです。こればかりはやってみなければわかりません。
そういえば、こういう経験はこれまで無数にありました。できるかどうかわからない。けれども、締め切りだけは明確に決まっている。仕事とはそういうものなのではなかろうか? できると決まっているものは、仕事というよりも作業と呼ぶべきでしょう。仕事はどちらかというとクリエイティブなもの。やってみなければわからないし、常に「できない可能性」が含まれています。
それでも自分、あるいは自社の仕事ですから、必ずやり遂げなければなりません。放り出したり、未完成に終わってしまうと、信頼が大きく損なわれる。つまり、「できるかどうかわからない」のだけれども、「必ず成し遂げなければならない」。ここに仕事の厳しさやおもしろさというものがある。もっとも、忘却力によって自分で自分を窮地に追い詰める僕が、そのような偉そうなことは言えません。ただ、これは多くの人が実際に経験し、実感していることなのではないでしょうか。
ここで重要なのは、自分にはいくつかの選択肢があるということです。選択の仕方によって、その人の仕事の仕方や人生が大きく変わってくる。
確実にできること以外はやらない。そう決めている人もいることでしょう。そのような道を選択すると、難度の低い作業、誰もができるような仕事ばかりをすることとなる。楽(ラク)かもしれませんが、楽しくはならない。不確定要素が多く、スリリングなところがあるから仕事は楽しい。また、毎日変わらないように見える仕事であっても、より質の高い製品を生み出そうと創意工夫を凝らすから、人は成長し、仕事が楽しくなっていくわけです。
したがって、どちらか選ぶとすれば、困難な道を選んだほうがよい。何かを成し遂げた経験のある人は、だいたいそのように証言しています。
困難な道を選択する。これには2パターンあると考えてよいでしょう。よく考えて困難な道を選択する。これは賢い人のパターン。これとは反対に、深く考えもせず「おもしろそう」と思って困難な道を選ぶ人もいます。こちらは感性タイプとも言えますが、単にそそっかしいだけなのかもしれません。
どちらのパターンであっても、やり遂げて成果物を生み出すことができれば自己成長につながる。周囲の人や組織に貢献することとなるわけです。
100%不可能であることがわかっている道を選ぶ人はいないでしょう。「できるかどうかわからない」ということは、できる方法がある。そう直感しているということです。「できないかもしれない」という不安、恐怖を乗り越えてチャレンジする。ここに人間としての成長があり、そういう人が集まると企業は発展していきます。これは口で伝えてもわかりにくいところ。何人かの人が実際にやって見せなければなりません。
今日僕のすべきことは、自らの忘却力が招いた小さなチャレンジですが、いずれ大きなチャレンジがやってくるでしょう。今年は多くの企業、個人のチャレンジ精神を垣間見る年となるに違いありません。
