
おはようございます。
午前8時半出発。I氏とともに遠軽町白滝を目指す。空がやけに青い。三国峠で撮影。予定より早く目的地に到着。念のため昼食用におにぎりを持参したが、道の駅の食堂に客はひとりもいない。感染リスクはないと判断。ここで昼食。取材は午後1時から。昨年秋の取材の続き。取材は念入りに行われた。3時40分頃取材終了。6時40分頃帰宅。
人の流れが変わる可能性
昨日の取材もマスク着用。息苦しさを感じながらの撮影となりました。ただ、どうなんでしょう? 旧校舎を活用した広い工房の中で数メートル離れた場所からの撮影。そこにいるのは、編集者のI氏と取材させていただいたM氏のみ。新型コロナウイルスはたぶん存在していないはず。それでも、昨日は安心料として、「息苦しい撮影」を選択することにしました。
車の中でI氏は、「新型コロナウイルスの問題が収束したら、北海道へ移住したいという人が増えるのではないか」と話していました。「いや、もうすでに大勢いるのかも」とも。
いわゆる「コロナ疎開」をする人が増えていると報道されています。地方への感染拡大が懸念されるところ。緊急事態宣言通りに、不要不急の移動はぜひ避けてほしいところです。移動を最小限に抑える。それをみんなが徹底すれば、いずれ収束するはず。移住を考えるのはその後ですね。
過度な人口集中。それが新型コロナウイルスの感染拡大を深刻なものとしています。遠軽町白滝は、合併以前は白滝村でした。人口は1000人ちょっと。リスクがないとは言えませんが、少し注意すれば三密を避けることは簡単でしょう。ところが、大都市に住んでいると、まず通勤電車で「密集」「密接」となる。窓を開けて「密閉」を避けたとしても、他の2つの密は避けがたい。そうしたリスクが大都市には山のようにあるわけです。
バブル崩壊後、リーマンショック後、そして東日本大震災後、多くの人々の価値観に変化が訪れました。今回の危機的状況もそうした価値観の転換をもたらすことになるでしょう。それはもしかすると、過去最大級の変化となるかもしれません。
長い間、人の流れは「地方から大都市へ」というものでした。交通網が整備されてもその流れは変わりません。むしろ、ストロー現象によって大都市に富が集中するようになると、人も大都市に吸い寄せられるようになっていく。日本全体では急速に人口減少が進んでいくのに、出生率の一番低い東京の人口が増える。そのような状況になっています。
ところが、新型コロナウイルスによって、急速にテレワークや在宅勤務が普及することとなりました。職種にもよりますが、実際にやってみると何の支障もありません。むしろ、無駄な時間が減り、仕事の効率化が実現したという人が多いのではないでしょうか(もちろん自己管理できる人に限定されますが)。
そんな事実が明らかになると、「自分の住みたい場所で働きたい」という人が増えることになるでしょう。また、企業のほうも、「テレワークによって固定費が下げられるかもしれない」と考えるに違いありません。仮に、全社員がテレワークになれば、オフィスはほぼ不要となる。また、交通費もかからなくなるはずです。
テレビの報道番組でも、自宅から参加するレポーターを見かけるようになりました。ほとんど問題ありませんね。移動が減れば、CO2の削減にもつながることになるでしょう。と同時に、大都市への過度な集中が抑えられ、地方経済がバランスのとれたものとなっていくかもしれません。
地方に住む僕らの仕事の仕方も、これから大きく変わっていくことになるでしょう。ZOOMやSkypeを使って営業活動を行うのが当たり前になっていくでしょう(一部ではすでに行われています)。
わざわざ会議や商談のために出張するということも減っていくはずです。移動のために費やす時間は相当なものです。テレワークに置き換えることができたなら、SDGsの目標8のディーセントワークが加速することになる。僕らはここを目指すべきではないかと思います。
