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活動記録24 北海道中小企業家同友会とかち支部第2回幹事会

活動記録24 北海道中小企業家同友会とかち支部第2回幹事会

おはようございます。
 朝は原稿執筆。10時半、歯医者さんへ。午後は幹事会の準備といくつかの細かい仕事。3時50分、同友会事務所。進行等の打ち合わせ。4時半、中小企業家同友会とかち支部第2回幹事会。第1回は3月の臨時総会後に行われたもの。今回が実質的には最初の幹事会となる。20数名が参加。幹事会でZOOMを使うのはこれが初めて。個別に参加している人の声は聞き取りやすい。だが、事務所の集音マイクの音質は今イチのようだ。この点、次回では改善が必要だ。いくつか課題はあるものの、議事のほうはおおむねスムースに進行した。

会の活性化と会員拡大

昨日の幹事会では、会員増強について何人かの方が意見を述べていました。3月、思ったよりも退会者が多く、863名の会員数から2020年度が始まりました。
 もちろん、会員増強は会員数を増やすことが目的ではありません。同友会の会員が増えることによって、「よい会社」が増えていき、より強固な地域経済をつくっていくこと。そのあたりに目的があるわけです。さまざまな経済団体、経営者団体がありますが、その中でも僕は中小企業家同友会の理念にもっとも共感しています。学びだけではなく、実践活動のほうも充実している。同友会の魅力、そして活動内容が充実していることをもっと伝えていきたいと思っています。
 全国的に、これから経営環境が厳しさを増していくことが予想されます。新型コロナウイルスの問題はすぐに解決しませんから、経営環境の悪化傾向はしばらく続いていく。この「しばらく」が2、3ヵ月なのか、1年以上続くものなのか、正確なところは誰にもわかりません。
 経営環境が厳しくなると、企業経営者の心の中にひとつの迷いが浮かぶことがあります。「大変な状況なのだから、同友会に通っている余裕はない」といった類い考えが浮かんでくるのです。これは他の会でも同様。会員数を減らす経営者団体がこれから増えていくことでしょう。
 僕はもう少し異なる発想を持ち、異なる意思決定をしてほしいと思っています。大変な状況なのだから「もっと勉強しよう」と考える。これが正しい考えでしょう。世の中には何が正しく、何が正しくないのかわかりにくいものが多い。そんな中で「学べる場に身を置く」という選択ほど、正しいと断言できるものはありません。
 今日一日、日銭を稼がなければ明日はない……。そんな状況に置かれることもありますから、一時的には反対の選択をせざるを得ないケースもあるでしょう。けれども、中長期的に自社を成長させるには、経営者がどのような場に身を置くのかが重要となる。遊ぶ場よりも、学ぶ場に身を置いて、他の経営者仲間から刺激を受けることが欠かせません。
 苦しいときほど「勉強する」。そういうマインドを持った経営者が同友会会員の多数を占めていれば、地域はさらに発展していくことになるでしょう。
 新型コロナウイルスによって、同友会のさまざま活動が大きな制約を受けることとなりました。直接顔を合わせて、学んだり、活動することができない。当面、そのような状況が続いていきそうです。
 しかし、これもひとつのチャレンジと、前向きに捉えるべきではないかと思っています。今はどこもZOOMで会議やミーティングを行っています。昨日の幹事会の出席率が比較的よかったのは、自社または自宅からZOOMで参加できたからなのではないかと思います。特に、遠方から参加する人にとってZOOMは便利なツールとなるでしょう。
 事態が収束し、直接顔を合わせられるようになった後も、ZOOMを使う場面は増えるはず。有効に活用すれば、道外からネットを通じて講師を招くことも容易となるに違いありません。参加者の承諾は必要ですが、動画の収録も簡単。今後、講演会やセミナーをライブラリーとして整備するようになるでしょう。
 僕としてはこのあたりに大きな可能性を感じています。あとは、効果的な広報活動が会員増強のポイントとなるのではないかと思います。

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