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活動記録26 原稿に集中

活動記録26 原稿に集中

おはようございます。
 丸一日仕事に使える日。午前中は写真を選んでインデザインに配置。足りない写真を追加撮影。昼近くなって、ようやく原稿を書き始める。午後が勝負。2時頃、執筆に集中していく自分を感じた。実質、2時間半で5000字ほどの原稿を書くことができた。夕方、手直しして完成。キャプション、見出しは翌日の仕事。少しホッとした。

「書かずにはおられない」が鍵

僕の原稿執筆力には極端なムラがあって、どんなに締め切りが迫っても書けないときには書けない。もちろん、それを理由にしてはいけない。書ける環境をつくらなければなりません。
 原稿執筆力が高まる3要素があるのではないか? ふとそんなことに気づきました。これはあくまでも僕のケース。いかなる状況でも書けるという人もいますし、もっと条件が揃わなければ書けない人だっているかもしれません。
 僕の場合の3要素は、「追い詰められる」「丸一日原稿づくりに充てられる」「他に心配事がない(あってもコントロールできる)」の3つ。
 このうち最強なのは「追い詰められる」こと。書く仕事を始めて34年(たぶん)、これまで原稿を落としたことは一度もありません。20代の頃、ひどい二日酔いでもうろうとしながら書いたこともありました。30代には不夜城と呼ばれるほど常に働いていたが、やはり締め切りは守り抜いた。今も本当に追い詰められると、しゃんとする。したがって、遅れることはあっても落ちる心配をしたことはありません(僕の特性を知らない人は心配かもしれない)。
 ただ、「追い詰められる」というのは最後の手ですから、僕としても余裕を持って入稿したいと常々考えています。そこで、他の2つの要素が重要なんですね。
 丸一日原稿づくりに充てられる。何といっても、これが理想です。このため、予定をブロッキングしようと試みるのですが、あまりうまくいかない。さらに、誰もがそうだと思いますが、イレギュラーな予定が入りやすい。時間が細切れになっても原稿が書ける。そんな体質に改善できればよいのですが……。
 3月、4月は3番目の「他に心配事がない(あってもコントロールできる)」という状態をつくり出せずにいました。人間ですから、心配事がないはずはないのですが、仕事に支障を来すほど心配事を膨らませてはいけない。みんな心配を適正レベルに抑え込みながら働いているわけです。
 新型コロナウイルスは、人々の心のバランスにも少なからぬ影響を及ぼしています。ストレスをため込んでいる人が増えているに違いありません。心配事があっても、滞りなく仕事ができる。むしろ、心配事があるほうがスパイスの利いたいい仕事になる。そういう自分をつくっていかねばなりません。
 昨日、原稿執筆に集中できたのは、「本当に書くべき原稿」「もっとも伝えたいメッセージ」という思いを持って書いたためではなかろうか? 単に追い詰められたからだけではなさそうな気がします。
 そこで、4番目の要素があることに今、気づきました。
 「書かずにはおられない」。これこそ最強ですね。フォトグラファーとして仕事をする場合は、「撮らずにはおられない」ということになる。使命感で書く場合もあれば、心底楽しいと思いながら書くこともあるでしょう。そういえば、最近、心底楽しいと思うような原稿を書いていないような気がします。ネタはあることにはある。コロナ危機が終わったら、取材しに行きたいな……。場所は空知のとある場所。まだ誰にも秘密です。
 「書かずにはおられない」というテーマをいかに見つけるか? あるいは、「書かずにはおられない」という自分の心の状態に気づくかどうか? たぶん、このあたりが原稿執筆力の鍵を握っているにちがいありません。それは他の職種の人にも当てはまるのではないかと思います。

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