
おはようございます。
朝5時20分、芽室町で「ゆったりある記」の取材&撮影。この時間帯、さすがに歩いている人はほとんどいない。風が強い。日陰では寒さを感じるほど。たっぷり2時間以上歩いた。8時過ぎ帰宅。体が冷えていることに気づいた。朝食後、少しだけ昼寝……というより朝寝になるのか? 午前中はひたすら体を休める。午後、写真の整理等を行う。夕方、SDGsに関するビデオを見る。庭に自生するアスパラが立派に生長していて、夕食の一品となった。
SDGsは地域企業経営の指針となるもの
「169のターゲットこそ宝の山」
最近読んだ本の中にこう書かれていました。SDGsの17の目標は事業テーマとして取り組むには大きすぎる。けれども、169のターゲットを見ると、具体的な方向性が明らかになっていたり、何をどうすべきかについて書かれています。その中には、すでに自社が企業活動として取り組んでいるものが含まれているかもしれません。
たとえば、目標4(質の高い教育をみんなに)の中には、このようなターゲットがあります。
「2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる」(4.4)
これは人材育成に熱心な企業であれば、大いに当てはまる項目であり、自社のSDGs経営のひとつの柱と言ってもよいのではないでしょうか。当社が発効するフリーマガジン「月刊しゅん」編集部は、学校からの依頼に応じて講座を受け持つことがあります。雑誌「スロウ」編集部の場合は、ときどき自治体や社会人向けの講師を務めているようです。また、これとは別にインターンシップの受け入れも行っていますから、日常業務外の教育活動に対して熱心な会社と言えるのかもしれません。
こうした活動は「損か得か」で考えるべきものではありません。短期的には自社にメリットはないように思えても、中長期的にはメリットが大きい。地域企業を長年経営してきた人であれば、そのことをよく知っているはずです。
学校教育に深く関われば、将来、子供たちが自社商品のファンになったり、就職先として選んでくれるかもしれない……。決してそのような下心あって、講座を受け持つわけではありません。けれども、自社と地域との間には、目に見えない不思議な結びつきがあるものです。地域のために活動していれば、地域に住む人たちも何かの機会に自社を支えてくれる。そんな相互依存関係にあるのだと僕は理解しています。
SDGsは2030年を期限とする国際目標です。つまり、今後10年間にわたって、国際機関も、国も、自治体も、大企業も中小企業も、個人事業主も、生活者も、この17の目標に向かっていくべきだ、と定めているわけです。
国際情勢もビジネス環境も消費動向も激変しています。そんな中にあっても、今後10年間不変の国際目標がある。地域企業の経営者にとって、何より心強い指針と言えるのではないでしょうか?
SDGsに沿って、自社の内部環境を整え、有望な需要を捉え、事業の新た柱として育てていく。そのヒントがSDGsの17の目標、169のターゲットの中に隠されているのです。
すでに自社の中には、SDGs的な活動やSDGsと親和性の高い商品が存在しているはずです。それらを特定し、より明確にSDGsに沿ったものへと進化させていく。そうすれば、思いのほかすんなりとSDGs経営へシフトしていくことができるのかもしれません。
「宝の山」があることに気づくこと。そこが始まりですね。
