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活動記録28 理想の文体とは(執筆7日目)

活動記録28 理想の文体とは(執筆7日目)

おはようございます。
 朝、庭の枯れ枝等を車に積み込んで、くりりんセンターへ。朝一番なら空いているだろうと思ったら、大間違いだった。くりりんセンターで三密になることはないが、車の中でずいぶん待つこととなった。郵便局、スーパーに立ち寄って帰宅したら、11時半になっていた。午後は事務的作業。夕方近く、くりりんセンター再挑戦。今度は比較的空いていた。夕方のほうがよいことがわかった。7時、ZOOMで経営指針委員会が行われた。1ヵ月遅れとなった2020年度経営指針研究会のカリキュラムについて。9時過ぎ終了。

「禁じ手」こそ魅力

「新版・SDGs経営」というタイトルで原稿を書き始めて1週間。まだペースに乗り切れておらず、執筆に時間がかかっています。通常のブログを書くのに比べ、1.5倍くらい費やしている。文体のほうもまだしっくりしません。もったりした文章になっているような気がします。本にまとめる際には、大幅な修正が必要となります。
 先日、「これはいいな」と思える文章を読む機会がありました。釧路のS氏の原稿の一部。たぶん僕の本と同時期くらいの出版になるのではなかろうか? 書き慣れているだけではなく、興味を持って読み進むことのできるような文章。
 これは僕自身も心がけていることですが、ビジネス書には「自分の経営体験」が盛り込まれているかどうか? ここが非常に重要ですね。もちろん、純粋な研究書や解説書があってもよいとは思います。勉強にはそうした書物も必要。ですが、興味を持って読み進んでいくには、もっと人間的で生々しいものがほしいと感じるものです。僕が読むビジネス書の大半は「体験型ビジネス書」です。
 もうひとつのポイント。ここが今朝の本題です。それは「文体」なんですね。
 企業経営者にしろ、プロの編集者やライターにしろ、長年文章を書き続けていると、自分の文体はこんな感じ……というものができあがっていくもの。それもひとつだけではなく、いくつかのものを使い分けるようになっていく。3種類くらいあると使い勝手がよいでしょう。たくさんありすぎると、自分らしさが失われるかもしれません。
 「あっ、この人らしいな」と思えるような文体。そういう文章に出合うとぐいぐい読み進みたくなるものです。直接の知り合いだけではなく、書店に並んでいる本の中にも、「この人らしい」ものとそうではないものとがある。「自分の正体」を隠して、すました顔で書かれた文章の場合、あまり興味を持って読むことはできません。読書の目的によって、このあたり違いがあるとは思いますが。
 そう考えていくと、僕はこの1週間、自分らしくない文体になっていたような面がある。そう自己分析せざるを得ません。そんなことをもやもや考えていたタイミングで、送られてきたS氏の原稿を読んだのです。ハタと気づかされることとなりました。
 一般的な文章指南書を読むと「禁じ手」として扱われているような文体。実はそこに文章的魅力とその人らしさを感じることができる。このことはずっと前から僕は気づいていて、拙著「写真家的文章作成技法」にも書きました。
 たとえば、「です・ます」と「だ・である」は混在してもよいのです。ビジネス文書の場合はどちらかに統一すべきですが、自分の本は自分の文体で書くべきなのです。「一切ダメ」と書かれている指南書は捨ててしまいましょう。
 人間はおもしろいもので、興奮すると「です・ます」になる人もいますし、支離滅裂な書き方の中にその人ならではの哲学が表されていたりする。改行の仕方ひとつとっても、その人の性格や人間性が垣間見えてくるものです。
 明日から「新版・SDGs経営」の第2章を書きます。少し、軌道修正しながら書き進めることにしようと思います。本の執筆は2年ぶりなので、ペースをつかむまでもう少し時間がかかりそうな気がします。

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