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新版・SDGs経営2-3 本当にやりがいを持って働いているか

新版・SDGs経営2-3 本当にやりがいを持って働いているか

おはようございます。
 朝、自宅のパソコン環境を整える。これで入力ミスが減るに違いない。午前9時半、歯医者さんへ。10時半帰宅。自宅ではZOOM会議が行われていた。僕は書斎で資料を読み込む。午後は支部幹事会の準備、メールでのやりとり等。同友会とは別な会で行う予定だった講演が、新型コロナウイルスの影響により、2件キャンセルとなった。4時、同友会事務所。中小企業家同友会とかち支部四役会。4時半、幹事会。多くの幹事はZOOMでの参加。6時15分からH氏による経営指針事例報告が行われた。6時45分終了。帯広柏葉高校へ。同窓会部長会議に遅れて参加。8時半帰宅。

本当にやりがいを持って働いているか

ディーセント・ワークとは、「働きがいのある人間らしい仕事」のことです。これは職種や立場に関係なく、一人ひとりに投げかけられている問いと言ってよいでしょう。
 自分はやりがいを持って働いているか? 人間らしい仕事をしているか? 自信を持って「そうだ」と言い切れる人もいるでしょうし、何かが欠けていると感じる人もいるに違いありません。
 僕は20年前、ソーゴー印刷に入社したとき、何かよくわからない重苦しさを感じていました。何となくギスギスした空気、ものを言いにくい雰囲気。そして「やらされ感」のようなもの。もちろん、そんな社風の中でも前向き、建設的に働く頼もしい人もいました。ですから、20年前の我が社が決してダメな会社というわけではなかったのですが、社風を変えねばならないと僕は感じていました。
 「働きがい」と一口に言っても、いろいろあるのではないかと思います。自分の能力を生かしてめざましい活躍をする……。そんな絵に描いたような働きがいばかりではありません。地道な仕事を毎日きちんとこなして、休憩時間には職場の仲間と楽しく会話をする。それも働きがいの一部でしょう。
 「いい仕事をする」「大きな成果を収める」といった能力系の働きがい。あるいは「職場の人間関係がいい」「働きやすい会社に勤めている」といった社風系の働きがい。大きく2つに大別されるのではないかと思います。
 仕事そのものにモチベーションを感じる人は、社風がよくても悪くても、たとえ上司が分からず屋でも、いい仕事をし、成果を上げ続けるものです(程度にもよりますが)。一方、社風のよさが働きがいにつながると感じている人の場合、職場の雰囲気や人間関係によって大きく左右されることになります。好ましくない社風の中で我慢しながら働く。それは多くの社員にとって、ディーセント・ワークとは言えない状態でしょう。
 ディーセント・ワークという言葉をまったく知らなかった20年前の僕は、ともかくギスギス感を減らすために何かできないものかと日々考えていました。最初に気がついたのは、社内の人間関係が「対等ではない」ということでした。それは人間関係が悪かったという意味ではありません。昔ながらの上下関係を感じさせるような会社だったのです。また、男尊女卑的なところも当時はある程度あったのではないかと思います。
 入社したての頃、席に座っているとお茶を入れてくれる女性社員がいました。非常にありがたいのですが、これが制度になっているのはおかしい。僕は自分でコーヒーを淹れ、その後、余裕のあるときだけですが、みんなにもコーヒーを振る舞うようにしました。来客を除き、お茶・コーヒーは自分で入れる。これだけでも、対等な関係に向け、一歩(半歩かな?)近づくことになります。
 その後は、役職名で呼び合うことをやめて「さん付け」で話しかけるようにしました。古参社員、古参幹部の人たちは抵抗感があるでしょう。けれども、これはずいぶん効果がありました。賛否両論あるでしょうが、我が社の場合は、働きやすいと感じる人が増えたのではないかと思います。
 言葉の力には大きなものがあります。偉そうに振る舞っていた人が親しみやすい雰囲気になっていく。たったそれだけでも、ディーセント・ワークにつながっていくような気がします。

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