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新版・SDGs経営2-4 人生100年時代の働き方

新版・SDGs経営2-4 人生100年時代の働き方

おはようございます。
 午前中は会議の準備。午後1時、企業変革支援プログラム改訂プロジェクト会議がZOOMで行われた。今後のスケジュールと進め方について。3時半、役員会。4時半、幹部会議。課題が浮き彫りになったと思う。

人生100年時代の働き方

「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、東洋経済新報社)がベストセラーになってから、「一生を通じての働き方」について深く考える人が増えたような気がします。
 寿命が延び100歳まで生きるのが当たり前になると、「教育→仕事→引退」という3ステージ型の人生が当てはまらなくなる。65歳で引退したならば、35年間も老後があるのです。経済的理由ばかりでなく、生きがいという点からも「働きたい」という欲求が高まるに違いありません。
 ライフ・シフトがベストセラーになったのは、日本で「働き方改革」が広がった時期と重なります。企業も多様な働き方を認めるようになりましたし、さらに踏み込んで多様性を推奨するように変わっていきました。終身雇用と年功序列という古い雇用スタイルでは、企業経営は立ちゆかなくなってきています。組織にとらわれない働き方やライフワークを持った生き方を求める人が増えていくのではないでしょうか。
 人間には「自己成長」と「社会貢献」という2つの欲求が備わっているのではないかと思います。会社員として過ごす時期(通常は20歳前後から65歳前後)においても、この2つの欲求はある程度満たされるものです。しかし、企業が社員に求めるものと個人の目指すところが完全に一致することはないでしょう。自分はもっとこうしたい、このように社会貢献したいというものを持っているはずです。
 そう考えると、企業に所属している時期はある意味「準備期間」と言えるのかもしれません。これからの時代、準備を早く終えた人は早期退職し、独立、起業するようになっていく。そう考えるべきでしょう。
 ただし、企業に所属しているメリットもあります。組織で活動するからこそ、インパクトのある社会貢献ができる。それが自分のライフワークに直結していると感じられる人は、その会社に長く務めることになるはずです。
 僕が現時点で思い至っている結論は、企業と個人との間で「よい意味での緊張関係が高まる」というものです。自社が魅力的な商品を生み出し、社会的意味のある活動をし続けることで、社員は「この会社で働こう」という気持ちになる。有能な人材に長く勤めてもらうには、SDGs経営にシフトしていくことが大きなポイントとなるのではないか? そう思えてなりません。
 個人の側も、ある種の緊張感を感じることとなるでしょう。自分は一生通用するような能力、知識、技術を持っているのか? 生活費のためだけではないライフワークと呼べるものが自分にあるのかどうか? 企業に在籍している40年ほどの間に、確たるものを見つけなければなりません。
 人生100年時代になると、やりたいことがいっぱいできる。健康かつ経済的に豊かであれば、素晴らしい期間となる可能性が高い。けれども、何10年も遊んで暮らすという生き方が楽しいはずはありません(経験していないので何とも言えませんが)。
 会社員として在籍している間に、自分にとっての真の働きがいを見つけること。個人にはそれが求められますし、企業は一人ひとりがライフワークを手にすることができるよう、自己成長の機会を増やしたり、環境を整える必要があるのではないかと思います。
 必要最小限の働き方改革ではなく、人生100年時代を見据えた長期的視点に立った働き方改革が求められていると認識すべきでしょう。そう考えると、やらねばならないことがたくさん出てきますね。

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