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新版・SDGs経営2-7 本当に人間らしい仕事とは

新版・SDGs経営2-7 本当に人間らしい仕事とは

おはようございます。
 午前中はいくつかの細かい仕事を片付ける。11時からミーティング。午後、必要に迫られてGoogle meetを試すこととなった。ZOOMでの研修受講中にグループ討議があるため。簡単に使えるようになったが、使い慣れておらず招待URLを送るのに少し手間取る。業績アップオンライン研修は3時から。かつては研修受講のために札幌や東京へ通っていたが、今は自宅で受けることができる。これは本当に助かる。コロナ後もこうした研修は残ることになるだろう。

本当に人間らしい仕事とは

自分にとって人間らしい仕事(ディーセント・ワーク)とは何なのだろう? そう考えることはありませんか? 僕はしょっちゅう考えています。
 我が社(ソーゴー印刷)ではここ数年、働き方改革に力を入れています。以前に比べると時短はかなり進みました。休日日数が増えた上、有給休暇取得率も高まっています。どのようにすればより働きやすい職場環境となるのか? 社内では専門の委員会が立ち上がり、定期的にミーティングが開催されているようです。
 委員会の中でも検討されていると思いますが、仕事人生の中には「ここが自分にとっての勝負どころ」という時期がありものです。この1年間だけは寝ても覚めても仕事に没頭したい……。そんな抑えがたい欲求を感じている人もいるような気がします。
 それを会社として認めるべきかどうか? ここは働き方改革を進める上で多くの企業が悩んでいるところでしょう。
 ひとつ例を挙げれば、今起こっている新型コロナウイルスによる経済危機。社会全体にとっては経済危機ですが、それぞれの会社にとっては経営危機と言うべきでしょう。自社の一大事。感染リスクを避けるため、自宅でのんびりしていればよいというものではありません。
 コロナ危機をどのように乗り越えるのか? 必死に考えてアイデアをひねり出し、行動を起こしてくれる社員がいます。おそらく、頭も体も平時よりハードに動いていることでしょう。
 1日8時間勤務、有給休暇は年間○日取得すること……といった平時の働き方では、危機を乗り越えることはできません。自分にできる仕事が失われて休むしかない。そんな人であっても、「何か自社のためにできることはないか」と考え、行動する。それが人間らしい働き方といえるのではないかと思います。危機的状況の中で時短は二の次なのです。
 平時であっても、仕事人生は40数年、人生100年時代を生きる若手の人の場合は50年、60年に及ぶもの。仕事人生の中盤から後半にかけて働きがいのある人生を送るには、「若手」と呼ばれる時期に、できるだけ知識・技術・経験を積み重ねていくべきでしょう。会社に在籍している間、ずっと1日8時間勤務という仕事の仕方では、十分とは言えないのです。もちろん、8時間密度濃く働く人もいますから、時間がすべてと言うつもりはありません。
 働き方改革を社内で厳格に推し進めてしまうと、若手の人たちの成長機会を奪うことになるのではないか? 余計な心配かもしれませんが、そのようなことを僕は危惧しています。
 働き方改革が後退することはおそらくありません。したがって、若手の人やこれから社会人になる人には、自己管理力が求められます。勤務以外の時間に自分を成長させるような活動を行っているか? ここが問われることになるでしょう。
 どんなに働き方改革を進めたとしても、企業は人材育成の時間やコストを惜しむべきではありません。自己成長意欲の高い社員と人材育成力を持った企業。2つの条件が重なったとき、企業は成長・発展することになる。僕は日本型の雇用形態(メンバーシップ型)がよいと思っていますが、企業の負担は重くなってきています。今後はジョブ型(仕事に人を割り当てる雇用の形)の企業が増えていくことになるのかもしれません。

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