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新版・SDGs経営3-5 「教える+教わる」で人が育つ

新版・SDGs経営3-5 「教える+教わる」で人が育つ

おはようございます。
 昨日も午前9時に新入社員研修を開始する。第6講「エニアグラムとハーマンモデル」、第7講「TA」、第8講「人生の異質化戦略」。本当はもっと時間をとって質疑応答やディスカッションの場を設けたいところ。やむを得ないことだが、今年はやや一方的な形になる。午後は事務的作業と研修資料の確認。3時、帯広市内で少しだけ花の撮影。4時からは歯医者さん。帰宅後、再びパソコンに向かい、6時半頃まで仕事をする。

「教える+教わる」で人が育つ

新入社員研修で講義をしながら、改めて思ったことがありました。
 「教える+教わる」仕組みを社内につくる。そんな話をしたんですね。新入社員の人たちは、「自分は教わる立場の人間」と考えていることでしょう。けれども、ある特定のジャンルに限れば、教えることもできるに違いありません。
 会社の中には老若男女さまざまな人がいて、持っている能力、知識もさまざまなのです。お互いに教え合えば、自社の能力は高まっていく。ずいぶん昔からナレッジマネジメントという言葉がありますが、情報を共有しなければ会社組織をつくる意味は薄いと言えるでしょう。
 講義の中では「助ける能力」と「助けられる能力」という話もしました。助ける能力とは、仕事力のことです。自分に仕事力があれば、お客様を助けたり、困りごとを解決することができる。あるいは仕事力を発揮することで自社に貢献することができる。
 一方、助けられる能力とは何でしょう? 僕の考えでは、人間力なんですね。助けられる一方の人間であってはいけないと思うのですが、助けられることも必要なんです。自分は万能ではありません。不得手なところを誰かから助けられることで、チーム力が発揮される。つまり、「助ける+助けられる」を組み合わせることで仕事はうまく回転していく。助けてもらうには、自分が助けてもらえるような人間性、たとえば、素直さや謙虚さといったものが必要ではないかと思います。助けられる経験を積むことで自分の人間性を磨いていくことができるに違いありません。
 新入社員の場合、最初は「素直に教わる」から始まるでしょう。しかし、新入社員の中にも人に教えられるような情報や知識がある。「教える+教わる」という社風があれば、かなり早い段階から「教える立場」を経験することができるはずです。
 それは本人のやる気、成長意欲の問題なのかもしれません。しかし、それ以上に重要なのは、自社の中に教えやすいような雰囲気があるかどうかでしょう。
 知らないことを素直に教わる。そして、知っていることを惜しみなく教える。この2つが自然とできるような組織になっていれば、人は間違いなく成長していくに違いない。僕は単純にそう考えています。
 SDGsの目標4(質の高い教育をみんなに)には、「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」とあります。それを効果的に実践するためには、教わる場だけではなく、教える場を確保することが重要ではなかろうか? 
 誰にかに何かを教えるときには、準備段階で教わる人以上に勉強することになるでしょう。これから我が社も社員全員でSDGsを進めていくことになりますが、そこには教える人の存在が不可欠です。そして、教える人になるにはSDGsに相当詳しくなる必要がある。教わるだけではなく、誰もが教えられるようになれば、かなりSDGs経営に近づくことができる。そう考えてよいのではないでしょうか。

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