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新版・SDGs経営5-2 地域をよくしたいと考える消費者

新版・SDGs経営5-2 地域をよくしたいと考える消費者

おはようございます。
 午前9時から新入社員研修。第15講「広告の歴史」はN氏、第16講「顧客拡大とブランド力」はY氏が講師を務める。第17講「出版の歴史」は僕の担当。新入社員の誰かが感想を述べていたが、確かに歴史の話が多いな。歴史を知るからこそ、今の自分の仕事が意味や存在価値がわかる。同様に、自分の人生の意味を知るには自分史をたどることが重要だ。
 午後は講演用パワポデータの手直し。70分という時間内に収まるか、一度頭の中でおさらいしてみる。ZOOMでの講演は初めて。少し慎重に準備した。その後夕方までの間、事務的な仕事を少し行う。5時半、夕食。6時過ぎ、ZOOMをつなぐ。音声と共有画面のチェック。
 7時、中小企業家同友会とかち支部5月例会。とかち支部では初のオンライン例会となる。約70分の実践報告。テーマは「人間尊重経営とSDGs」。サブタイトルとして、「自他を決しておとしめない会社にするために」を加えた。話の中心はSDGsだが、中小企業家同友会会員としては「労使見解=SDGs目標8(働きがいも経済成長も)」と捉えて、働く環境づくりからスタートするのがよいのではないかと僕は考えている。その根底には「対等」という価値観が必要だ。報告の後、休憩をはさんでチャットで寄せられた質問に答える。僕には質問者に対して十分答えられるだけの知識はない。例会参加者の中にはSDGsに詳しい人が何人もいるに違いない。とかち支部会員として一緒にSDGsを進められるようになればよいのではないかと思う。9時終了。

地域をよくしたいと考える消費者

僕は地域経済循環についてしょっちゅう考えています。どうすれば、地域の中でお金がまわっていくようになるのか? ただ、自分の消費行動を考えてみると、そうなってはいないケースがけっこう多い。やはり便利さに流されてしまう。したがって、地域経済循環を個人として可能な限り実践しようと思えば、不便な生活を受け入れるという覚悟が必要なのかもしれません。
 「待てよ、そんなはずはない。何かいい方法があるはずだ」。そのような声が僕の頭の中に繰り返し浮かんできます。不便さを受け入れるのは容易なことではありませんし、便利さに慣れた人々に「後戻りしよう」とは伝えにくい。ネット通販並みの便利さを維持しながら、地域経済循環を実現させていく。このあたりに、地域企業のビジネスのテーマがあるのではないでしょうか?
 消費者、生活者の意識は10年前、20年前に比べて、変化してきているように感じられます。もしかすると僕が気づかなかっただけの話で、昔からそうだったのかもしれません。けれども、以前より今のほうが消費者の地産地消意識は格段に高まっている。そんな感じがします。できるだけ、地元でつくられたものを購入したい。食べ物は加工品を含め、その傾向がかなり強まっています。フードマイレージ(食材が産地から消費地まで運ばれるまでの、輸送に要する燃料・二酸化炭素の排出量をその距離と重量で数値化した指標)という観点からも、地産地消を意識するほうがよいでしょうね。
 ただ、難しく考えると、買物を楽しめなくなってしまいます。僕も輸入食材をよく買います。一番買うのはバナナでしょうか。
 それはさておき、自分のできる範囲で可能な限り地元でつくられたものを地元のお店から購入する。そうした消費活動を一人ひとり心がければ、地元経済にとってインパクトが大きいに違いありません。実際、そのようになっていくためには「地元に対するエンゲージメント(愛着心)」が必要ではないかと思います。
 自分の住んでいる町や地域のよさを知っていて、愛着を感じている。そのためには学校教育の場で地域について教えることが必要ですし、何よりも暮らしやすい地域になっていることが欠かせません。
 経済が先か暮らしが先か、どちらが先ということにはならないでしょう。地域企業は地域のためになるような事業活動を行い、地域に住む人々は地域をよくなっていくような消費活動を行う。双方が目的を共有するようになっていくと、地域は必然的によりよくなっていく。単純な結論ですが、そのように言えるのではないでしょうか。

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