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新版・SDGs経営7-1 不均衡な世界の中で

新版・SDGs経営7-1 不均衡な世界の中で

おはようございます。
 午前中は事務的な作業を山のように行った。さらにペーパーレス化する書類のフォーマットに不足分があった。速攻で制作するが、僕もエクセルが得意というわけではない。ひとつつくるのに40分くらいかかった。午後1時半、同友会事務所とZOOMでミーティング。あすなる会の例会について。20分くらいで話がまとまった。午後3時から「業績アップオンラインセミナー」の第4講。数社の企業事例から学ぶ。5時、印刷事業関連部署のリーダーたちとミーティング。かつて我が社では工務会議と呼んでいたもの。名称は改めて考える必要がある。今後、月1回開催することにする。5時40分終了。書斎から出ると、別なミーティングが開かれていた。こちらは7時半まで話し合いが続いた。
 「新版・SDGs」は第6章を飛ばして第7章を書き進めることとなる。6章を企業事例にする計画。取材はまだこれから。共著者の原稿のボリュームにもよるが、本全体のページ数は僕の他の著書よりも多くなりそうな気がする。

第7章 「誰一人取り残さない」は実現するのか?

不均衡な世界の中で

2015年9月25~27日、ニューヨーク国連本部で「国連持続可能な開発サミット」が開催されました。150を超える加盟国首脳が参加。「われわれの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」を全会一致で採択。翌2016年1月1日、SDGsが正式に発効しました。
 重要なのは、国連に加盟するすべての国が「2015年から2030年までに、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための諸目標を達成すべく力を尽くす」というところにあります。
 アジェンダの中にはこのような一文があります。
 「我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代にもなるかもしれない」
 これは崇高な理想であると同時に、今日の地球環境の差し迫った状況を表している。確かに僕ら、または次の世代が「最後の世代」といえるかもしれないのです。
 多くの人がそう感じているにもかかわらず、長年、世界は経済至上主義で突っ走ってきましたから、180度方向転換することができずにいます。部分的には方向を転換できても、世界全体の動きとしては危ういものを感じさせます。全会一致で採択されたのに、そう簡単には変わっていかない。それでも、15年間(2020年時点では残り10年間)でやり遂げなければならない。
 環境面ばかりではなく、17の目標すべてがよい方向に向かっているように感じられないことが多い。部分的、局所的成功事例はあるものの、全体としてはむしろ悪くなっているように感じてしまうのです。
 残念ながら、まだまだ世界にはSDGsに逆行する動きがあって、「誰一人取り残さない」には至っていないのが現実。
 しかし、そこで諦めてしまっては元も子もありません。SDGsでは世界のあるべき姿を具体的に、詳細に描いています。
 アルベルト・アインシュタインは「人間が頭で考えることは、すべて実現可能である」との名言を残しています。17の目標と169のターゲット。これらの達成をめざして、個人、企業、自治体、国が一致団結して継続的に努力していく。すべきことは実にシンプルなのです(実行に当たっては困難かつ複雑ですが)。
 目下の課題「新型コロナウイルスへの対応」は、SDGsを凝縮させたようなものといえるのかもしれません。全員が目標に向かって最大限努力・協力しなければ乗り越えることができない。一市民としても、一企業人としても努力と協力の継続が求められる。自社や地域を守るには、諦めとか無力感といった言葉を忘れるくらい、状況をよくすることに没頭するする必要がありますし、物事をプラス思考、可能思考で考えることが重要だと思います。

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