高原淳写真的業務日誌 > 新版・SDGs経営 > 新版・SDGs経営7-2 国際分業の弱点

新版・SDGs経営7-2 国際分業の弱点

新版・SDGs経営7-2 国際分業の弱点

おはようございます。
 朝、少し重たい写真データを編集者に送る。続いてZOOMの予約。ZOOM会議が5本もある。僕が参加したのはうち3本。午前中はメールのやりとりと幹部会議の準備。午後は写真選びと画質調整作業。続いて、動画マニュアルを1本作ろうと思ったが、うまくいかなかった。別の方法を考えねばならない。3時半、役員会。4時、幹部会議。議題が多く、ふだんよりも30分くらい時間延長。夕食後、7時から帯広ロータリークラブ次年度第3回クラブ協議会。終了後、オンライン懇親会。

国際分業の弱点

新型コロナウイルスによって極端なマスク不足が起こりましたが、最近ようやく店頭でマスクが並んでいるのを見るようになりましたね(2020年6月現在)。マスク不足に直面して、今さらのように「大半のマスクは中国から輸入していた」ことに気づきました。確かに、不足する前のマスクは値段が安かった。日本で生産するともっと高いものになるのでしょう。
 マスクだけではなく、さまざまなものが品薄になりました。その中には、トイレットペーパーのようにデマが原因のものもあります。しかし、サプライチェーンが破壊されたことで品薄になったものが少なくありません。
 多くの人がいっせいにテレワークを始めるようになりましたから、ノートパソコン、WEBカメラ、PCマイクといった商品が店頭から消えました。転売ヤーの買い占めの影響か、小麦粉やお菓子の材料も。意外なものが不足し、意外なものの供給がだぶついて、残念なことに廃棄されるものもある。これは極端なまでにグローバル化が進んだことと無関係ではないでしょう。
 国際的な分業が進むと、生産性が高まり、生産コトストを下げることができる。その恩恵を受けて、人々はグローバル化が進む以前よりも経済的に豊かな生活を送ることができるようになった。そうしたグローバル化によるプラス面は確かにあります。僕もその恩恵を受けてきました。
 しかし、国際分業の負の側面にも僕らは目を向けなければなりません。新型コロナウイルスがそのことを教えてくれています。
 新型コロナウイルスで経済活動が停滞し、中国をはじめ、世界の大気汚染が大幅に改善されたというニュースがありました。新型コロナウイルスは人間には大きな脅威だが、地球環境にとってはプラスに作用している。そう気楽なことを言ってはおられませんが、国際分業が地球規模の環境破壊を推し進めた。そう認識すべきでしょう。
 先進国の多くの企業が安い労賃を求めて、新興国や途上国に工場をつくる。そこでは現地の人々に対する搾取が行われているのかもしれません。インターネットによって世界の隅々の出来事までわかるとはいっても、まだまだベールに隠されている事実があることでしょう。消費者も無関心を装えば、自分の使っている製品や食品がどのようにして作られたものなのか、知らないふりをすることができる。
 サプライチェーンが長ければ長いほど、実態がわからなくなる。そして、何かが起こると危機的状況に陥る。消費者は欲しいものを購入できなくなり、企業は自社製品を作るための原材料が手に入らなくなるわけです。
 グローバル化の流れを逆回転させることは不可能でしょう。そして、グローバル化にはプラスの面も大きい。ですが、サプライチェーンは短いほうが安全であると再認識し、もうひとつの異なる生産体制を整えていくべきですね。すでに製造業の国内回帰も一部進んできています。
 国内よりも、もっと狭い範囲、たとえば北海道とか十勝といった範囲で完結するようなものづくりも見直されていくでしょう。地産地消という言葉になるわけですが、これを食べ物ばかりではなく、一部工業製品にまで広げていくことができれば、地域にとって経済性と安全性を同時に高まることになるのではないかと思います。

〒080-0046 北海道帯広市西16条北1丁目25
TEL.0155-34-1281 FAX.0155-34-1287

高原淳写真的業務日誌