
おはようございます。
午前10時、歯医者さんへ。帰宅後、商品撮影。午後1時40分、ミーティング。4時、同友会事務所。北海道中小企業家同友会第52回定時総会。各支部を結んでZOOMで開催された。とかち支部からは22名参加。3密を避けるため、3つの部屋に分かれて、間隔を空けて座る。6時過ぎ帰宅。夜、帯広ロータリークラブの例会準備を行う。
「新版・SDGs経営」は今日が最終回。出版の際には、企業事例、共著者の原稿、それに実用的な内容が加わることとなる。文章の手直しも必要だ。読んでいてまどろっこしい部分がずいぶんある。一通り原稿が揃ってからの作業。7月には取りかかりたい。
2030年に向けて
子供の頃、21世紀は夢のような世界になっていて、地球上のあらゆる問題が解決しているのではないか……と僕は思い込んでいました。しかし、39歳で21世紀を迎えてみると、世界は平和にはなっていなかった。格差も人権問題も環境問題もなくなっていない。科学技術は進歩しても、人の心のありようまで大きく変わるわけではありません。たぶん、19世紀に生きていた人も「20世紀になったら」と夢見ていたのではないかと思います。
しかし、20世紀末から急速に進んだITによって、大きな変化が起こっていることも事実。IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなどによる第4次産業革命が進んでいる。ちなみに、第1次産業革命は18世紀から19世紀にかけて起こった蒸気機関による工場の機械化。第2次は20世紀初頭の電力を用いた大量生産。第3次は1970年代のオートメーション化とされています。
同じ第4次なので紛らわしいのですが、産業革命とは別に、今日は第4次情報革命の真っ只中にもあると考えられます。第1次は「言葉の発明」による情報革命。第2次は「文字」。第3次は「活版印刷」(15世紀)です。
今はインターネットによる情報革命が起こっています。情報革命が起こるたびに、情報流通量は爆発的に増えていきました。インターネットの普及により、情報流通量がとんでもなく増えていることはご存知の通りです。第4次産業革命は第4次情報革命と密接に関係しながら進行しています。
その結果、リスクは大きいが、人類が長年抱えてきた問題が解決するのではないかという期待も大きい。SDGsの2030アジェンダに書かれている通りではないかと思います。
「我々は、貧困を終わらせることに成功する最初の世代になり得る。同様に、地球を救う機会を持つ最後の世代になるかもしれない」
科学技術やビジネスモデルは、間違いなく今後も進歩・発展していくことになるでしょう。魅力的な商品が次々と誕生し、成功した人や企業は巨大な富を得ることとなる。
ただし、成功者、成功企業が心や人格という面で素晴らしいかどうかは別問題です。技術の進歩や新興企業の台頭によって、むしろ不安に感じているという人も多いのではないでしょうか。
資本主義経済の中で、これはまでは「法に触れなければ何をやっても自由」といった考え方を持つ企業が少なからずありました。「自由」は大切なものですが、「何をやっても」が加わると、周囲の人たちの自由が損なわれることになりやすい。
SDGsの求めているところは「節度ある自由」ではないかと思います。まわりの人や世界全体を考えて、生活したり、仕事をすることを求めています。地球上の多数の人々、企業、自治体、国がそのように考えられるようになったとき、2030年のあるべき姿をリアルに頭に浮かべることができるようになる。まずは自分から節度、あるいは調和のとれた自由について考える。そこからスタートすべきではないかと思います。
