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活動記録44 大移動

活動記録44 大移動

おはようございます。
 午前中は自宅で日本自費出版文化賞の一次審査。よくここまで……と思うような作品もある。午後1時、久しぶりに出社。会社では大がかりな移動作業が行われていた。こんな大きな配置換えは何年ぶりだろう? 大移動のタイミングに合わせて、タイルカーペットの張り替えも実施。ずいぶん見栄えがよくなった。僕の机もクナウマガジンの近くから、総務部の隣に移動。たぶん、入社後5回目の移動だ。5時半、ハゲ天で北海道印刷工業組合十勝支部理事会。6時からは総会。6時半、懇親会。ソーシャルディスタンスのため、ずいぶん席と席の間隔が広い。安心度は高いが、飲食店の売上、回転率は相当厳しいと想像される。8時半帰宅。

謎の空間が出現

今回の大がかりな移動は、「新部署の立ち上げ」と「コロナ対策」の2つの理由で行われたもの。新部署の仕事はより革新的な路線をねらっているため、環境をがらりと変える必要がある。ということで、クナウハウスの共有スペースをオフィスとして使うことにしました。少しだけITベンチャーっぽいオフィス空間になっていて、30年前の僕なら「ここで働いてみたい」と思うような場所。みんなはどうなのでしょう?
 また、会社2階の制作室(正式名称はあるのだろうか?)では使わなくなった設備の撤去作業が行われました。これでずいぶんスペースが広くなったような気がします。ここには数年ぶりに営業部が入ることとなる。移動距離にすると15~20メートルくらいでしょうか。どのような配置に収まるのか、僕は図面を見ていません。たぶん「密」にはならないでしょう。
 カーペットの張り替えと並行して、パーテーションの組み立てが行われていました。ATOKで「パーテーション」と打つと、「パーティションの誤り」と表示される。知りませんでした。しかし、パーティションと呼ぶ人はまわりに誰ひとりいない。そう発音するのは、我が社では外国人社員の2人くらいだろうな……。というわけで、パーテーションで通すことにします。
 140センチの高さが理想的。そう要望されていたのですが、製品には110センチと160センチしかなく、160センチのパーテーションを取り寄せることにしました。これを並べると、壁のようになる。しゅん編集部は完全に壁の内側。ちょっと秘密めいた空間になるはず。
 目的としては、一人ひとりの机の感覚を離すこと。しかし、来社されたお客様は「あの中には何があるんだろう?」と不思議に思うに違いありません。
 僕とM氏の机は総務部の近くに移動しましたから、クナウマガジンのあたりの配置もずいぶん変わるに違いありません。来週、もう一度出社して様子を見てみようと思います。
 熱心な人、無関心な人、いろいろあるとは思うのですが、僕は「快適な仕事環境づくり」というものに熱心なほうがよいのではないかと思っています。ですから、僕は自宅書斎がメインの仕事場。理想は個室です。まわりに人がいて、気軽に相談したり雑談しながら働きたいという人もいるでしょう。個室派の人も、たまには大部屋がいいと思う日がある。そう考えると、フリーアドレスになっているのが好都合かもしれません。このあたりは、今後の我が社の課題ですね。
 資料をたくさん使いながら仕事をする人の場合、フリーアドレスでは働きにくいという意見も耳にします。僕も、机の上に資料を乱雑に配置して、その中にずっと身を置くことでアイデアが浮かんでくるというタイプ。だから、個室にしないと周囲に悪影響を及ぼす。過度に整理整頓されていると文章が浮かんでこない。
 それはともかく、理想の仕事環境を求めて、我が社の机移動は今後も数年ごとに行われることになるでしょう。ひとつ言えるのは、移動に伴い、不要な書類等を大量に処分できるということです。僕もスロウ64号の山を越えましたから、今日あたり自宅書斎の片付けをしようと思います。

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