
おはようございます。
昨日は軽快に使っていたデスクトップパソコンにちょっとした異変があった。ダウンロードフォルダが開かないのだ。タスクマネージャーを確認すると、エクスプローラーのメモリの数値が異常な数字を示している。ネットで同様の症状はないか調べてみると、あった。クイックアクセスからダウンロードフォルダを開けるのではなく、Cドライブから順番に開いていくと、無事明けることができた。ファイルをため込みすぎていたのかもしれない。ゴミ箱に捨てると、正常に作動するようになった。それだけのことか。
仕事らしい仕事は写真セレクト作業を行ったことくらい。あとはクリーンインストールしたノートパソコンに必要なソフトを入れる。昼は庭仕事。だが、僕はほとんど戦力にはなっていない。少しだけ雑草取りと収穫をした程度。お好み焼きを2度焼いた。日曜日らしい一日だった。
最後は必ずうまくいく
僕が若干後悔していること。それは大阪在住の頃にお好み焼きの作り方をマスターしておけばよかった……というものです。お好み焼きのおいしさを理解するようになったのは東京へ引っ越してからのこと。以来、ときどき無性に食べたくなる食べ物のひとつとなりました。
今はちょっと贅沢な素材を使ってお好み焼きをつくっています。小麦粉は北海道産の小麦。十勝産だったり、津別産だったり、産地限定の粉を使うことが多い。卵は有精卵です。そして、「りせんのおだし」の「三」を使います。昨日はTさんからいただいた家庭菜園のキャベツ。お好み焼きよりも、トンカツと一緒に食べたいと思うような素晴らしいキャベツ。他に川西のナガイモを入れることもあります。
技術的には大阪人のレベルにははるかに劣るが、素材的にはこちらが勝っているに違いない。素材力の助けを借りながら作るのが僕のお好み焼きの特徴。
僕がよくわかってないのは、小麦粉、卵、キャベツ、水の配分をどうすればよいのかということ。パンを焼くときははかりを使いますが、お好み焼きでは使いません。適当に作っても十分おいしい。このいい加減さ、気楽さもお好み焼きの魅力のひとつと言えましょう。
気楽に作ることのできるお好み焼きですが、プロセスの中でひとつだけ緊張感の走る工程があります。それは裏返すとき。ここだけは、何10回焼いても素人のまま、進歩がないのです。うまくいくときといかないときとがある。
その理由には2つあって、ひとつは素材の配分に問題があるというケース。水が多すぎると失敗しやすい。ナガイモは適量であれば焼きやすいが、入れすぎるとやはり失敗する。キャベツも多すぎると割れやすい。また、豚肉が多いのも問題だな。底部が豚肉で分断されて、小麦粉の結着力が弱まるような気がします。
こうしたことをあれこれ考えながら作っていると、いつの間にかネガティブ思考にとらわれてしまい、実際に失敗することがあります。これがうまくいかない理由その2。焼き始めたら後戻りはできません。うまくいくと信じて裏返さなければならない。
裏返すことに失敗しても、これまで食べられなかったお好み焼きは一度も作ったことはありません。つまり、見栄えはともかく、必ずうまくいく。お好み焼きづくりにはこうした自信が必要ですね。また、お好み焼きは料理の素人にも自信を与えてくれる食べ物と言ってよいでしょう。
ビジネスの場合は、もう少し複雑な構造になっていますが、基本は一緒ですね。素材及びそれらの配分、工程の管理、そして思い切りと自信といったものが重要な鍵を握るわけです。「おいしいお好み焼きを食べる」というゴールがあるのと同様、ビジネスにおいては「素晴らしい成果をつくる」というゴールがあります。途中、裏返すのがうまくいかなかったとしても、最終的には何とかなる。根拠があってもなくてもいい。何より自信を持つことが大切ですね。
お好み焼きの味はやはりソースで決まると僕は考えています。今のところ、僕にはとんかつ井泉(旭川)のテーブルソースが一番おいしく感じられます。もっとも、ソースに関しては関西のほうが奥が深い。インパクトのあるソースが多いというのが僕の印象です。