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偶然経営仮説14 刺激と反応

偶然経営仮説14 刺激と反応

おはようございます。
 朝礼ビデオを作ろうと、原稿を作成し、図版をいくつか用意。ZOOMでレコーディングする。だが、どうも不自然だ。何度かやり直す。ZOOMによる講演では特に問題なく話すことができるのに、ひとりで収録するのがこれほどやりにくいとは。ひとつの発見だった。午後2時、自宅でWi-Fiの工事。素晴らしい通信環境になった。4時、同友会事務所へ。中小企業家同友会とかち支部四役会。4時半からは幹事会。幹事会終了後、勉強会としてO社M社長の発表があった。興味深い内容。取材してみたいと思った。

偶然のメカニズム

世の中、無数の「刺激と反応」であふれています。会話は刺激と反応の繰り返しですし、喜怒哀楽も刺激を受けたことによる反応といえます。湿度が高くて何となく不快感を感じるというのも、刺激(ムシムシする)と反応(不快感)でしょう。
 会話の場合、刺激と反応はリアルタイムに、そして交互に行われるのが通常です。どちらか一方が刺激を与え、一方が反応するというわけではありません。刺激を受けたことで反応するわけですが、その反応が相手にとっては刺激となる。刺激は与えられるもの、反応は与えるものと考えてよいでしょう。
 会話、ミーティング、会議といった場面でよい結果を生み出そうと思えば、反応の質を高めることが重要ではないかと思います。刺激は相手から与えられるものですから、思い通りにはならないもの。しかし、反応は自分でコントロールすることができる。よく考えず感情的に反応すると、よい結果を生まないことが多い。それは多くの人が経験していることでしょう。
 ビジネスの場面ではたいていの人が理性的に反応するよう、自らを律しているに違いありません。ところが、僕の観察するところ、特定のキーワードにはコントロールがきかず、敏感に反応するという人が少なくありません。僕にもそういうキーワードがありますね。この言葉を言われると、心穏やかではいられない。そんな言葉が誰にでもあるのではないでしょうか?
 そして、少しやっかいなことに、そうした言葉を好んで使う人がいたりするわけです。そうなると、「この人とは相性が悪い」という印象を持つようになる。気持ちが離れるか、対立するといった状況に陥りやすい。これは仕事でもプライベートでもよくあることと言えるでしょう。
 僕の場合は、自分の中で対象となるキーワードを特定し、その言葉に対して鈍感になるという手法を使っていますが、それが正解なのかどうかはわかりません。人によっては戦いを挑み、相手を打ち負かすことで自分を守ろうとする人もいます。もちろん、勝ち負けにこだわらず、ひたすら正しさを追い求める人もいるでしょう。いろいろな反応の仕方がある。
 ただ、人間ですから、いつも同じ反応パターンを繰り返すとは限らないんですね。そこに、偶然と思えるような要素が絡んできます。よく言われるのは、四角いテーブルで向かい合って座ると、対立を引き起こしやすいというもの。僕もミーティングでは真正面に向かい合わないように座ります。座る位置はわかりやすい要素ですが、他にもたくさんある。照明、温度、湿度、その日の体調、同席する人……。これらの要素が無数に絡み合って、相手や自分の刺激・反応の質に影響を及ぼします。
 僕の場合は、偶然に救われることが多いですね。自分でそう感じているだけかもしれません。けれども、そうした偶然が起こるのは、意識的か無意識的かわかりませんが、無数にある要素の一部を自分にとって好ましい状態に整えたからであるような気がします。もちろん、僕だけではなく、多くの人がそのように心がけているはずです。ただ、ちょっとした油断から環境整備を怠ってしまうことがあるんですね。そうしたタイミングで困った現象が起こりやすい。
 また、偶然のメカニズムに無関心な人もいますから、社内においては上司が整えてあげなければならないことが多い。本来はセルフマネジメントすべき事柄。わかりやすくマニュアル化できればよいのですが……。

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