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偶然経営仮説16 撹拌と沈殿

偶然経営仮説16 撹拌と沈殿

おはようございます。
 午前9時半、ミーティング。11時、ZOOMによる会議。昼は帯広ロータリークラブ例会。帰宅後、写真セレクト作業。夕方は調べもの。時間がかかったが、これならよさそうというものが見つかった。

20年前の沈殿物

僕は毎朝4時半頃起床しています。早い日は3時半、遅い日は4時50分くらいになる。早起き自慢をしているわけではありません。ただ、早朝2時間くらい自由な時間があると、いろいろ考えることができますね。僕の場合は、ブログを書きながら考えることが多い。書いているテーマとは別な方面に考えが及び、筆が(正確にはキーボードが)進まないこともあります。
 朝、ひとり静かに活動を開始し、それからいろいろな人とやりとりしながら一日の仕事が進んでいく。在宅勤務であっても、ZOOM、電話、来客といった形で多くの人と関わることになります。活発に活動すると、さまざまな出来事が起こる。
 その昔、上皿天秤を使って単薬を調合し、現像液を作っていました。市販されていない現像液を使っていたため、自分で調合するしかなかったのです。現像液を溶かすには40~50度くらいのお湯を用意するのですが、お湯が足りなくて水で薄めて30度くらいで溶かしてしまうことがありました。そうすると、なかなか溶けないんですね。特に無水亜硫酸ソーダが溶けにくかったような記憶があります。
 撹拌(かくはん)棒で激しくかき混ぜるといつかは溶ける。けれども、それは賢明なやり方とはいえません。やはり適温で溶かすのが正しい溶かし方。低温で溶かそうとすると、撹拌している間は溶けているように見えても、攪拌をやめると薬品が沈殿する。その動作が何度か繰り返される。ちゃんと適温のお湯を用意すればよかった、と後悔するわけです。
 これは単純な事例。僕らの日常生活、日常業務の中には、もう少し複雑にした形で同じような出来事がしょっちゅう起こっているような気がします。昼間は撹拌棒でかき混ぜている状態です。夜は撹拌しませんから、溶けなかった薬品が底のほうに沈殿することがあります。もやもやとした一日を過ごすようなときには、溶けきっていない薬品が必ずあるものです。
 そして、朝になると、沈殿物が何なのか、よくわかる。沈殿物を見て、冷水ではなく、適温のお湯を用意すべきだったかもしれない……と少し反省したりする。そのような経験はないでしょうか?
 僕はせっかちなタイプなので(外見上はそう見えないらしい)、冷水で薬品を無理矢理溶かそうとする傾向があります。結論を急ぐタイプでもある。で、今朝になってひとつ判明したことがありました。僕が冷水で薬品を溶かそうとしてかえって面倒な事態に陥ったのは、1980~81年頃だったんですね。薬品調合の話だけではなく、連鎖的に面倒な出来事が起こった。もう40年になります。その20年後、2000~01年にも、同じようなシチュエーションがありました。
 たぶん、今も同じ現象が起こっているのではなかろうか? ちなみに1982年頃、僕の暗室技術はほぼ確立。フィルム現像は安定し、プリント技術はかなりのものとなりました。2002~03年にも大きな転機がありました。僕の人生では2001年が一番危機的状況だったわけですが、不思議な偶然が立て続けに起こって救われました。
 僕の場合は20年サイクルで大きな出来事が起こるようなので、今年と来年を乗り越えて、2022年には大きな展望が開けてくる。そんな予測を立てています。前回、前々回の経験があるので、動きはもっと早いかもしれません。
 コロナ禍の今、ほとんどの企業で起こっていること。それは自社の本質的な問題が浮かび上がっていることではないでしょうか? 状態がよいときにはその問題に気づかない。危機的状況はできれば避けたいものですが、「避ける」から「解決する」に発想を切り替えれば、危機は成長のチャンスとなる。今のところ、ビックリするほど20年前と同じ現象が起こっています。これはたぶん、前回のサイクルで解決できなかった問題が沈殿物となって残ったのだと考えるべきでしょう。
 今朝は少しわかりにくい話になってしまいました。

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