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仕事観について68 作業と仕事

仕事観について68 作業と仕事

おはようございます。
 午前10時からひたすら写真セレクト作業。未整理の撮影データをずいぶんため込んでいた。午後3時半、作業を終える。他の仕事は月曜日に回すことにした。4時、買物へ。

催促はされないが、求められている仕事

先週末あたりから独特の緊張感が高まってきています。これはどういう緊張感なのかというと、締め切りに追い詰められているときに感じる類いのもの。久々の感覚。ここ1週間が10日がピークとなりそう。優先順位を間違えずに、次々と仕上げていかねばなりません。
 仕事は常に存在しています。作業的な仕事の場合は期日が明確であるため、忙しいとか暇であるといった感覚を感じやすい。写真をセレクトして担当編集者に送る。これは仕事というよりも作業。したがって、期日を決めていなくても、作業日が遅れると催促のメールを受け取ることになる。
 原稿を書くという仕事も、僕の中では作業的な要素が強いものですね。撮影も執筆もクリエイティブな仕事ではありますが、締め切りがちゃんと設けられています。期日までに最善を尽くす。これが作業的仕事において重視すべき考え方でしょう。
 純粋に仕事と呼ぶことのできる仕事とはどういうものか? これは人によってずいぶん捉え方に違いがあるのではないかと思います。
 僕の場合は、「平時においては決して人から催促されることのない仕事」こそ、「本当の仕事」ではないかと考えています。誰かから頼まれたわけではなく、今、自分がすべきことは何なのかを突き詰めて考えた結果、すべきことをする。そういう働き方のできる人が社内にどれだけいるか? それによって、自社の社風や将来性が決まってくるのではないかと思うことがあります。
 頼まれなくてもやる。そんな働き方をする人は、我が社にも案外大勢いることでしょう。たとえば、社内が殺風景に感じられたら、花を飾ったりする。出張の帰りにお菓子を買ってみんなに配る。日常的に、そんな光景を目にすることがあります。
 そうした小さな「仕事」が少しレベルアップすると、自社の課題解決のために率先して行動しようと考えるようになる。そのテーマややり方は人によって異なります。「働きやすい職場環境整備」だったり、「新たなビジネスを形にすること」だったりします。具体的に誰かから頼まれているわけではないが、多くの人が望んでいるような活動。それができる人が、いわゆる「仕事ができる人」なのでしょう。
 そういう人が会社の幹部の中に何人もいると、「仕事」は全社的に広がるようになっていく可能性があります。21世紀になって、もう20年近くたつわけですが、新の意味で21世紀的な組織になるためには、仕事の比重を「作業」から「仕事」へシフトしていかねばなりません。
 高度成長期には、誰かが意思決定し、それにしたがって作業を行う人が効率よく動けば利益を生み出すことができました。今はそうした20世紀型の組織では成果が生まれにくくなっています。自分の頭で考え、一人ひとりが「仕事」をしなければ付加価値の低い作業を延々続けることとなる。世の中が変化するスピードがますます速まっています。誰かからの指示を待っているうちに自分の仕事力がどんどん古びたものとなっていく。
 社内には、仕事よりも作業に向いているという人もいます。逆に作業は苦手だが、仕事の仕組みを考えるのが得意という人もいるでしょう。お互いの強みを生かし合うことで、会社はバランスのとれた成長をしていくもの。そして、作業の中に仕事的要素(業務改善活動)が増えていけば、自分の持つ付加価値力を高め続けることができる。会社全体の改革を考える人と自分の業務の改善を考える人。社内には両タイプの人が必要だと考えています。

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