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経営指針の話81 第61期経営発表大会まとめ

経営指針の話81 第61期経営発表大会まとめ

おはようございます。
 昨日は完全休養日。午前中に買物。午後は梅の木の剪定(「剪定」と呼べるレベルではないが)。あとはひたすら体を休めた。

能力×個性×DX

一昨日開催されたソーゴー印刷の第61期経営発表大会について、改めて考えてみようと思います。といっても、我が社の経営指針を書いても、社外の人には伝わりませんから、できるだけ一般論に置き換えてみることにします。
 今年の経営発表大会では、「DXとSDGs」が大きなテーマのひとつでした。DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉そのものはずいぶん前からありましたが、注目されるようになったのは去年か一昨年あたりでしょうか。今年はコロナ禍により、毎日必ずDXという文字を目にするようになりました。
 DXを提唱したエリック・ストルターマン教授は、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でよりよい方向に変化させる」と定義づけています。企業の場合、DXの定義は少し違ったものとなるはずです。コア・コンピタンスやビジネスモデルと関連づけてDXが語られるはず。ですが、そこに最終目的があるのではなく、やはり「よりよい方向へ変化させる」ことが多くの企業にとっても共通の理念といってよいでしょう。
 そう考えていくと、DXとSDGsは非常に関係が深いものであることがわかってきます。SDGsの目標達成に向けて、DXは欠かすことのできないプロセスなのではないか? 僕はそう考えています。
 ただし、今年は新型コロナウイルスによって、矛盾や歪みを感じるような現象が起こっています。対面販売の飲食や小売といった業種が大打撃を受け、ネット通販が売上を伸ばす。巨大IT企業がさらに成長し、格差がますます拡大する。これからワクチンができたとしても、貧富の差によって手に入る国と入らない国が出てくるかもしれません。「DXによる競争優位」にばかり意識を向けると、新たな格差拡大要因をつくることとなり、SDGsから離れていってしまうのではないか。
 このあたり、簡単に結論づけることはできません。しかし、DXへ向かっていく世の中の流れが変わることはないでしょう。我が社としてはしっかり対応していくほかない、と考えています。
 今年の経営発表、とりわけ部門計画発表を聴きながら感じたことは、「個人の能力や個性が鍵を握る」ということでした。
 企業の時代から個人の時代へと変わっていく。コロナ禍によって、その動きが加速したのではないかと思います。自己管理力を持っている人は、テレワークによって自由でクリエイティブな働き方ができるようになりました。もうひとつの格差問題、「個人の能力格差」が今後拡大していくことになるでしょう。
 我が社の場合、能力ばかりではなく個性の違いも大きい。個性が付加されると「人間味のある能力」となっていきます。我が社が目指していくべき方向は、このあたりにあるはず。僕はこれまでぼんやりとしたイメージしか持っていませんでしたが、部門計画発表のビデオやプレゼンを見ると、そのことを明確に認識している人が多いということがわかりました。たぶん、ここに地域企業が生き残っていく道がある。
 今年の経営発表大会では地域経済循環の話は盛り込みませんでした。ですが、このテーマは社内報等で補足していきたいと考えています。
 コロナ禍により膨張するグローバリズムに急ブレーキがかかったようにも思えます。けれども、オンライン化が進んで情報面ではさらにグローバル化しています。自宅にいながら自由に情報を入手し、ネット通販でさまざまな買物をする。地域企業の立場で考えると、経済的にはマイナス面が大きいように思えます。
 今後、どのように世の中が変わっていくのか。容易に予測できる面と困難な面とがあります。我が社としては「個性ある能力」にDXを掛け合わせ、新たな需要を創造していきたいものです。

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